2012年12月10日
寒すぎて退散、小菅川
12月9日 二週間ぶりに小菅川に釣りに行ったのだが、あまりに寒く退散させられた。

なんだか相当久しぶりに感じて、夜明け前に起き上がってしまったので、夜明け前の奈良倉山に登ってから、小菅川に下りることにした。 星が瞬いていたので、天気は相当に良さそうである。 天候は晴れのち曇りの予想で、朝しか富士山は見えないだろうし、釣りも昼までである。

外は寒く、煙草を吸うために窓を少し開けることもできなく、ヒータ(エアコンではない)が欠かせない。 それもそのはず、奥多摩湖の深山橋は「-2℃」を示していた。 暗いうちに松姫峠まで登って、夜空を眺めると、身震いするほどの寒さであるが、上空は満天の星空である。 富士山にかかる真っ赤な朝焼け、斜面の光と影を見られると期待が膨らむ。

しかし、失敗は二点もあった。 1250mでの寒さから、1348mあまりの奈良倉山は高低差がないので、高を括ってしまい、追加の重ね着はせずに歩き出したことである。 もう一つ問題だったのは、いつもリュックに水を入れて出てくるのに、今日に限っては車のシートに置いていて、そのまま忘れてしまったことである。 LEDのヘッドランプ(玩具のようなもの)を帽子に付けることは忘れなかった。

夜明けが近くなってくると東の空が赤く染まり、赤から青のグラデーションに真っ黒な山並みがくっきりなり始めた。 富士山も見えたが、雲がかかっていて山頂が見えない。 徐々に明るくなってきても、山頂付近の雲は取れない。 もう少し経てば、雲は消えると期待して、一時間半近く待った。 この時間は、寒さに耐えられる限界の時間でもあった。 薄着で、コーヒーも沸かせず・・・

結局三時間ほど山の中にいた。 釣りに行く前に体を温めなければと、小菅の湯に立ち寄ったが、当然まだ開いておらず、暖かいコーヒーを買って暖を取る。 芯から冷えた体は、そう簡単には暖まらない。 それでも日差しがそろそろ川に射し始めている時間なので、川へ向かった。 河原には車が三台しかなかったが、準備していると一気に十台以上が川へ下りて行った。 車十六台、釣り人二十二人の中で竿を振り始めた。

虹鱒一尾は写真を撮る前にはずれ、顔だけ見て外されたのが一尾、と全く振るわない。 加えて寒い。 虹鱒の反応も寒く冷えた体は、暖まることはなく、私の限界となった。 もう帰ろうかと十時くらいには竿をしまう。 改めて釣り人たちを見てみると、珍しいことに半分以上がテンカラ釣りをしていたのである。 集団で来た人たちがみんなテンカラだったのだ。 何か「テンカラ教室」の雰囲気もあり、話をすればよかったと、若干後悔する。

帰りは気温零度の奥多摩周遊道路を使い、鷹を狙うカメラマンを横目に、無線機を付けた猟犬をあいさつしながら、帰宅した。







帰りは気温零度の奥多摩周遊道路を使い、鷹を狙うカメラマンを横目に、無線機を付けた猟犬をあいさつしながら、帰宅した。
Posted by tenkara1nen at 22:15│Comments(2)
│小菅川冬季C&R
この記事へのコメント
2度目の書き込みになります。冬季ニジマス釣り場のテンカラ集団の皆さんは、倉上軍団の皆さんだと思います。8日、9日で小菅川での釣行会があった様です。でも寒い中での釣果、さすがですね。自分も行きますが、今一つ釣果には恵まれてず
まだまだですね。

Posted by 流れ星 at 2012年12月12日 00:08
流れ星さん、情報ありがとう!
どうしても話ができんかったのです。 それが倉上軍団と分かりなんだか次は話せそうな気がします。 人数的には、もう一組くらいいたような気もしますが、テンカラが広がっているのはいいことです。
この日はまるで駄目で、本当に1尾だけでした。 朝が早すぎて、体が云うことを聞いてもくれませんでした。 冬は防寒をしっかりしないと、何もできませんね~ 流れ星さんも防寒して、頑張ってください。
暇なときは、2度目と言わず、何度でも書き込んでください。
どうしても話ができんかったのです。 それが倉上軍団と分かりなんだか次は話せそうな気がします。 人数的には、もう一組くらいいたような気もしますが、テンカラが広がっているのはいいことです。
この日はまるで駄目で、本当に1尾だけでした。 朝が早すぎて、体が云うことを聞いてもくれませんでした。 冬は防寒をしっかりしないと、何もできませんね~ 流れ星さんも防寒して、頑張ってください。
暇なときは、2度目と言わず、何度でも書き込んでください。
Posted by tenkara1nen
at 2012年12月12日 22:51
