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2011年11月15日

 紅葉探訪:奈良倉山

 最後の紅葉を求めて、奈良倉山を散策した。 久しぶりに晴れた土曜日、11月12日のことです。
先日の棒ノ嶺山歩きで、あっちこっちが痛くなったのだが、今日になってもふくらはぎの痛みが引かない。 階段を上るのはまだ良いが、下りるときの痛さは癖になりそうである。 特に右足が痛いことから、歩きというか、下山するときというか、右足から先に下していることが多いのであろう。 ちょっと意識して歩かないと、本当に体の右側だけが痛んでしまう。
松姫峠に向かう国道の紅葉
 今日は盛りだくさんのメニューを持って車に乗り込む。
 ① 松姫峠から奈良倉山まで散策(紅葉と富士山)
 ② 小菅川冬季C&R虹鱒釣り場で釣り
 ③ 林道小菅線の散歩(紅葉の白糸の滝、雄滝)
 ④ それでも時間があれば、再び夕暮れの釣り
 以上の計画でどうなります事やら。

朝焼けのコンビに
 朝焼けの中、コンビニで食料を買い込み、小菅村に向かう。 ここですでに事件が発生していた。 コンビニでカップ麺を購入した時に箸の確認をしなかったのである。 私の姿が、あるいは買ったものが、あまりに世帯ズレしていたのか、店員は箸を入れていなかった。 昼飯を食おうとして箸がないことに気が付いて、手で食べられる物で空腹を紛らわすしかなかった。

奈良倉山へ向かう路
 松姫峠への国道は、村のほうはもう少しで赤くなるモミジもあるくらいなのだが、峠あたりでは殆ど落ちていた。 これは遅かったかと、峠から南斜面を眺める。 赤い紅葉は朝日が当たっているところにはない。 その代わりではないが、雪をまとった富士山の頭が綺麗に見えていた。 先週5日に見た富士山はごく一部にしか雪はなかったので、この一週間で雪が降ったのである。 早めに富士山を展望できる所へ向かおうと、奈良倉山へ足を運ぶ。

林道から見た富士山のパノラマ
 奈良倉山へは、登山道ではなく林道を使う。 歩きやすい広い路は、落ち葉に覆われていて歩く音も心地よい。 例のごとく、朝の小鳥のさえずりも、澄んだ空気を一層クリアにしてくれる。 朝が早いということは「三文の徳」、とは最近言わないが、だれもいない林道に私は得した気持ちになる。 これで真っ赤な紅葉があれば文句ないところであるが、所々にあるくらいで少し寂しい。 代わりに落葉松の黄色い林が待っていて、静かに立っていると粉雪のように針の葉が音を立てて降ってくる。

雪をまとった富士山
 雲が少し出ているので、奈良倉山に登る前に、林道の展望ポイントへ行く。 奈良倉山より良い展望が望めると聞いていたので、こっちが先なのである。 展望ポイントに着いてみると、さすがに良いポイントである。 目の前は開けており、足元にも遮るものはないので、絶景は10cm先から続いている。 パノラマ写真も撮って、景色を堪能する。

ピンポイントの紅葉
 絶景の独り占めを堪能し、感激に浸って、ゆるゆると林道を引き返し、奈良倉山への登山道に入る。 大月と小菅の境界を走る登山道は、境界がはっきり分かる。 登山道を境に、大月側は植林、小菅側は自然林の様相なのだ。 と、カサカサと足音を鳴らしながら歩くと、程なく山頂に着いた。
 山頂は平らな森で展望はないと思っていると、「天望所」と書かれた標を発見した。 「んんっ」なんか字がおかしいぞと思いながら、矢印の先へ行ってみる。 富士山が正面に見える良い場所である。 手前の切り株に再び「天望所」の文字を見る。 不思議だ。

奈良倉山山頂の標
 山頂へ登山道を歩いてきた人には感動の富士山であろう。 しかし、私は林道からの富士山のほうが好きである。 富士山はここまでにして、何とかして紅葉を撮影しようと、峠へ向かいながら道なき道へ分け入り、シャッターを押す(すいません。大げさ過ぎました)。 わずかな赤を探し、見つけたら、できるだけ近づいて写し、葉のない林で鳥を探しズームを延ばす。 そんなことをしながら、峠に戻る。

ピンポイントの紅葉
 粘っても野鳥の姿はほとんど写せず、紅葉はピンポイントでしか写せなかった。 峠に戻ってくると車は増えており、家族連れが富士山を「綺麗ね」と言いながら見ていた。 残念ながら昨年のような紅葉が拝めない。 私は残念だが、家族連れはどうだろうか。

自然の造形
 最初のミッションが終了したのは10時過ぎ、さぁて冬季虹鱒釣場へ行きますか。 





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