2011年11月05日
紅葉探訪:丹波渓谷
丹波山渓谷の紅葉と渓流を、大菩薩嶺散歩のついでに見てきた。 11月3日の話である。

今年の丹波川水系は釣行回数が少なかったので、大雨や台風でどのように変化しているのか、全くわからない。 そこで、大菩薩嶺に登ったついでに、道から確認できる流れを見ながら、紅葉の色付きを見て回った。

小常木の出合いの流れはまるで変化している。 ここは砂利で埋まった厚い流れであったが、砂利がほとんど流され綺麗な「渓流」という流れになっていた。 これだと、流れに入っていく(渉る)のも難しいかもしれない。
ここは紅葉も綺麗なところではあるが、今回はわずかな黄色で我慢しよう。

趣きのある岩だと思って駐車する。 紅葉が少ない岩で松の木のようなものが多いと思っていると、そばの看板に、松の盗掘を発見したら電話しろとある。 ここの松は岩松というらしく、きっと珍しいものなのだろう。 それにしても、もう少し色があったほうが楽しいのだが。

花魁淵へはつい最近まで行けなかった。 直線的なトンネル工事が終わり、仮開通して後片付け中なのか、旧道へは入って行けなかったのである。 しかし、旧道が通れるようになっても、トンネルがあるため、今後花魁淵も一之瀬川出合いも通らずに、一之瀬高橋および柳沢峠へ行けるようになってしまった。 よほど気持ちがない限り、ここへは行かないのである。

偉そうなことを言いながら花魁淵に着くと、なんと車が2台もある。 遠くのナンバの車、どでかいカメラを据えたカメラマンがいるのである。 大きなカメラに負けないように、私もあちらこちらを「パチパチ」写すが如何せん紅葉の色があまりない。 しかしながら、流れはやはり変わっており、本来の流れを取り戻している。

紅葉の色は余り好くないが、もう少しのところと終わったところがあり、まだ楽しめそうな雰囲気である。 色があまり良くないのは、天気が良くないからであり、晴天のときであれば景色の輝きは変わる。 川を覗いていると「ここには絶対いる」と思える良い流れであり、来年の釣行に気持ちが向いてしまう。

トンネルを過ぎると、道は急激に川との高低差が出るが、流れもすぐに近づいてくる。 だんだんと紅葉という赤い葉も見えてくる。 カメラが色を正確に捉えきれないのは腕のせいもあるだろうが、もう少し見た目の色(感じた色)を自動的に再現してくれないものだろうか。 やっぱ、カメラの設定をやらないと「いい写真」は取れないだろ。 女房に言わせると「そんなことより構図よ、イメージよ」と一蹴される。

泉水谷の駐車場にも寄ってみる。 本流出合いには紅葉がないものの、駐車スペースにはもう少しで真っ赤なもみじがあった。 歩いてここへ来た夫婦は、互いに上を見ながら写真を撮っていた。 少ない赤をしきりに撮っていたのは、やはり「赤い」紅葉は少ないのであろう。

このくらい黄葉を見ていると、できれば真っ赤な紅葉を、たまには見てみたくなる。 もっと人里を離れないと見れないものかなー
お約束として、柳沢峠からの富士山は写真に収めることは忘れない。
今日は、日の出山から鍋割山、大岳山へ登ってきましたが、ブログが間に合いませんので、前回の大菩薩嶺へ行った時の話を続けます。 すいません! 良かったら読んでください。


ここは紅葉も綺麗なところではあるが、今回はわずかな黄色で我慢しよう。







お約束として、柳沢峠からの富士山は写真に収めることは忘れない。
Posted by tenkara1nen at 20:30│Comments(0)
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