2025年05月24日
山女がいっぱい
2025年5月21日 山女(あまご)が多く出てくれて、とても楽しかった。 まだ、山女を釣ることができるかもしれないと思わせてくれた釣りになった。

小菅川本川で思ったこと(⇒)が、泉水谷ではまだよくわからない(⇒)ので、一之瀬川本谷の作場平駐車場から上流で確信を持ちたいと予定した。 あまり大きな山女がいるような流れではないが、それなりの大きさはいるだろうと思ってのことである。 三月の釣り(⇒)で出た数を釣ることができれば・・・


小さな山女を相手にしながら進むと、ちゃんとした魚影が見えたので、静かに近付き、毛鉤を落す。 山女は流れのラインに乗らないと咥えないことが多いが、この山女は少し離れたラインに乗った毛鉤に向かっていって咥えたのだ。 その姿が見えながら、パシッと竿を立ててギュギュッと抵抗されて楽しい。 山女と思ったのはあまご22cmで、これが理由なのか?

チャプッと出てくる山女を見れば「あっ」と思うし、咥えていなくて「あぁ~」とも思うが、それも楽しいのだ。 これが続く中、針を引っ掛けてしまい失くすと、なんとシザースがない。 私の言うシザースとは鼻毛切りのことで、先が丸まっていて安全なのである。 さてどうやってハリスを切ろうか・・・ 何処でなくしたのだろうか!


美しい流れも出てくれば、その姿を確認できることも多く、振り込む前から興奮する。 あぁ~外れた~ 山女は外れる、急に毛鉤が動くともう反応しなくなるので、奥の流れ込み辺りに狙いを変更すると、今度はハリスが引っ張られた。 フンと竿を立てると19cmのあまごかもしれない山女である。 このくらいの大きさでも興奮する。


前回来た時に力強い引きの山女に外された場所では、巣面近くを流しても浮いてくる魚影はないので、流れ込みからラインダラダラで流してみれば、石の横でラインが止まる。 大きさは18cmで決して大きくないが、深場を動き回るのでとても楽しい。 深い流れで遊ぶのが正しい釣りかもしれない。 私の行くところは浅い。


魚影は確認できないが、白泡の流れに乗せて毛鉤を流す。 ニ三度やって藻だけなので、少しずらして流し、石に向かったときにシュッと山女が出た。 出てきたのは山女じゃなくあまご21cmである。 この日はよく出るので、姿は見えなくても「いるだろう」と思った場所はつい頑張ってしまう。 そうするとまず出てくるのだ。


ギュッと引き込まれた場面で、ポンと差を立てると手応えが消えた。 おかしいな~ 竿を見ると仕掛けがなくなっているじゃぁないか! 慌てて流れを見たものの見当たらず、また探せる感じじゃない。 仕掛けの予備は二本あるが、一本は5mを超えるのでここでは使えない。 ということで、外れやすい予備一本で進むしかない。


藪沢出合には、細長い流れがあり沈み石もある。 流れが石によって盛り上がり緩むところが狙い目で、二つ並んだところに向けて毛鉤を流す。 魚影は見えないが構わず待っていると、軽く浮いてその姿を現した。 竿を立てるとぐいぐい引っ張られる気持ちよさ、今日は一度も引きを楽しんで外れていないのだ。 美しい山女23cmである。


渕尻近くの深場に魚影が二つ見えている。 上には倒木の枝が横たわり、振り込みには注意が必要である。 もし咥えたらすぐに下流へ落として、もう一匹への影響を少なくしなければならない。 いざ、最初の毛鉤をちゃんと咥えてくれたのがあまご21cmである。 よしよし、淵の魚影はまだある。 もう一度毛鉤を流すと、少し浮いて咥えたが外れてしまう。 ん~

今日は大変な数の山女が出てとても楽しかった。 私にとっては大きめの山女も出たので、私の毛鉤でもまだ釣られるということが分かったが、釣り人の多いところはどうだろうか。 次は六月にどうなるかである。 しかし今日は、途中で鋏が無くなり、仕掛けも無くしてしまったので、いいのか悪いのか。 次は岩魚にしようか。

















Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│一之瀬川