2024年12月06日
寒くて電池切れの高川山
2024年12月4日 パッと登って富士山を眺め、パッと下りて午前中に帰宅する。 電池切れ表示でカメラが動かず、写真は限られてしまう。
(杓子山と富士山を背景に)

秀麗富嶽十二景の本社ヶ丸に先日登って(⇒)、素晴らしい景色に見惚れ、解放感を味わってしまい、他の登っていない山にも行ってみたいと考える。 富士山は当然見えるので、解放感を文章で探り高川山に決める。 ただ、中央高速を使うので内緒にしなくちゃいけないことと、通行する時間と曜日には注意がいる。 ところで駐車場は?
(燃える滝子山)

こっそり高速道路を下りて、初狩駅に向かい、そこから林道を走る。 とても離合できそうにない道をドキドキしながら進めるところまで行く。 フィットから下りて振り向けば、滝子山が赤く燃えている。 樹木がなければはっきり見えるはずなのだが、とても残念に思いながら気温2℃の中を歩きだす。
(林道から登山道に)

最初は林道であるが、すぐに山路への標通りに斜面を登っていく。 道はこれまでにないくらい山路らしい。 それは土の路だからで、石らしき石が落ちていないのである。 すぐに気の根と落ち葉の路になり、さらに傾斜が急になってしまい、なかなか前に進まなくなる。 分れ道が遠い!
(男と女の分れ道)

やっと分岐点に着いた。 ここで男と女が分かれるのである。 どちらの路が良いかというと、だいたい元気なうちは距離の短い方を選ぶので、今回も男を選んで進む。 振り向けば、よくこんな斜面を登っているものだと、写真を・・・ 電池切れだ!
(何とかカメラ再起動に成功した高川山)

何度かシャッターを押そうとしたがどうしても動かない。 そして高川山についてしまった。 素晴らしい眺めである。 カメラが動かないので、じっと静かに眺めるしかないのだ。 茶を飲み一服、富士山を観ながらミラーレスを持ってこなかったことを悔やむ。 さて、どうしたものか・・・
(富士山見れば元気になる)

原因は寒さに違いないと思い、カメラを温めてみることにした。 幸いにしていい天気なので、多分すぐに温まるだろう。 電池は取り出して手で温める。 五分くらいは経っただろうか、電池を挿入すると、なんと電池マークがフルパワーを示している。 動くのか? 動いた~ 一眼レフは寒さに弱いのである。
(神奈川方面の景色)

(鹿留山、杓子山、そして富士山)

飛行機雲のように見える雲が出ている。 眺めは良い。 神奈川方面は逆光であり、山もあまり分からない。 鹿留山、杓子山は高川山から見ると、とても目立ってすぐ分かる。 360°が見えるというような記事もあったと思うのだが、木々の成長のせいだろう、180°以下の視界しかない。 何となくは見えるのだが。
(山頂近くから見えた富士山)

山頂以外でもちょっとだけ見える場所があった。 日向の路は気持ちよく下っていかれる。 犬を連れたご婦人や私より年配だろう登山者と擦れ違いながら下る。 下りは女道から沢を通る路まで下りて、沢に沿った路を下る。 流れが見られるかと思ったが、水がなくて面白くない。
(東照権現里宮)

(玉子石)

登り始めた登山口が使づくころ、東照権現里宮と書かれた標の横に小さな石の祠があった。 里宮ということは本宮がどこかにあるはずだが、下りてくる間には見当たらなかった。 まさか日光ということはないだろうが。 玉子石というのもすぐ傍にあったが、暗くてよく分からない。
(フロントガラス越しのお坊山)

三時間半の山歩きであった。 カメラは失敗であったし、やっぱり日蔭を登っていくのは結構辛い。 カメラは寒さに強いミラーレスを持ってくるべきで、なるべく日向の路で登るように計画しなくちゃいけない。 高速道路は使えるか?







(鹿留山、杓子山、そして富士山)



(玉子石)


Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│山歩き