2022年03月20日
令和四年初釣りボウズ
2022年3月19日 やっと2022年の渓流釣りを始められた。 残雪に苦労したうえに、たった三時間の釣りであった。 そして、渓流魚を見ることも感じることもできなかった。

色々と用事が(用事と云えるかどうかは個人差があるが)立て込んでいて、どうしてもフルタイムで釣りをすることができない。 先日小菅村漁協の特別年間パスポートを手に入れたので、今日は丹波川漁協の年間パスポートを手に入れるという理由を付けて、午前中にちょっと釣りをすることにした。

小菅村に入って源流を目指していると、道のあちらこちらに落石があり、数回は車を停めて石をどかさないといけなかった。 ほとんどはすり抜けることができたので良かったが、もっと崩れるので中という怖さがあった。 以前もこの道の奥で、石が落ちた後に斜面が崩れ落ちたのだ。

短い時間をどこで過ごすかちょっと迷い、雪が残っていることと合わせて、雄滝遊歩道の比較的安全な流れに決める。 路ではなく斜面を降りるのは苦労する。 べとべとの雪が靴にへばり付いて重くなり、更には雪の下にある落ち葉で滑るのである。 まぁ、余計なところに力を入れて、細心の注意で降りる。

少し暗い中で竿を振り始める。 いそうな感じはするのだが、反応がない、走られることもない。 最近の暖かさで出てきていると思ったが、昨日からの寒さで再び石の下、白泡の下に隠れてしまったのだ。 だから出てこない、と理解する。 問題は渓流魚が出てこないだけではなく、堰堤下の淵を渉るときに足が冷たくなったことである。 ウェーダが破れているに違いない!

渓流魚の影も形もなく、いや魚信も魚影も全くない。 足は雪で重く危なく、いいことが全くないと思いきや、一つだけ、気温2℃とは思えない暖かさになってきたことである。 薄着で来ていたので、私には天の助けであり、岩魚にとっても動きやすい状況になったであろう。 という思いで遡行する。 しかし、岩魚は最後まで出てこなかった。

入渓地点から雄滝までたった600m程であるが、いつもであれば二三匹は出てくるので、今日もそのくらいは見られると考えていた。 少し甘かったようである。 2022年の初釣りがボウズであることは近年にはないので、残念である。
戻りは丹波山村に向かって、年間;パスポートを求めた。







戻りは丹波山村に向かって、年間;パスポートを求めた。

Posted by tenkara1nen at 19:00│Comments(0)
│小菅川