2016年04月27日
鹿の角、持ち帰れない
渓流で鹿の角を見つけた。 持ち帰るには古すぎるようだ。
登山道がすぐ横を走る流れを歩いている。 ただ歩いているわけではなく、テンカラ竿を振り回しながら、できれば岩魚や山女が毛鉤を咥えてくれないかと、期待しながら。 ここは遡行するのが安全で、高低差がなくて私でも可能なのである。 しかしながら、足腰が弱く、遡行技術がないと、沢の中を歩くことができずに、頻繁に巻かなければならなくなる。 ほんの1mくらいでも迂回しなければならないのである。 今がその時なのだ。
登山道とは反対側に1m位登り、小さな落ち込みを越えようとしている。 登ってみると、その上に路らしきものが見え、きっと昔のものだと考える。 どこからどこへ通じるものか、そこには何があり、何のためにできているのか、想像するだけで楽しい。 ただの旧道であるが、こんなことを思うことが好きなのである。 そして流れに戻ろうと振り向くと、そこに白いものが見えた。
ひとまず一歩退いて眺めると、日本鹿の角で、一部ではあるが頭蓋骨まで付いている。 持って帰るようなものではなく、骨は白すぎて、酢が入っているようである。 欠けてもいるので少し残念。
上流で、雪の積もった日に、雪とともに落ちたか、足を滑らせたか。
(ん~~、十分考えられる)
老衰か、生死分けた病気か。
(流れのそばであることが、どうも違うと云っている)
角を見れたことはいいのだが、やっぱり生きた鹿を間近で見たいものである。
登山道とは反対側に1m位登り、小さな落ち込みを越えようとしている。 登ってみると、その上に路らしきものが見え、きっと昔のものだと考える。 どこからどこへ通じるものか、そこには何があり、何のためにできているのか、想像するだけで楽しい。 ただの旧道であるが、こんなことを思うことが好きなのである。 そして流れに戻ろうと振り向くと、そこに白いものが見えた。
上流で、雪の積もった日に、雪とともに落ちたか、足を滑らせたか。
(ん~~、十分考えられる)
老衰か、生死分けた病気か。
(流れのそばであることが、どうも違うと云っている)
角を見れたことはいいのだが、やっぱり生きた鹿を間近で見たいものである。
Posted by tenkara1nen at 22:00│Comments(0)
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