2010年07月18日
やっぱり小菅川はすばらしい
7月17日 なんだか久しぶりに思える小菅川に釣りに行った。

三連休で人出が予想されるのに釣りに行くなんて・・・ という声をよそに、二週間ぶりに小菅川へ行ってみよう。 晴天の空は、今日が暑くなることを予感させ、本格的な夏の始まりを告げている。
林道は、昨日までの雨で濡れて、水溜りもあるものの、車は泥まみれにはならない。 朝早いせいか、まだ車が余り走っていないのだろう。 最深部まで来たが、未舗装の道路には、車が一台しかなかった。

源流部に降り立つと、いつものようにテンカラの準備をする。 開けた堰堤上は、涼しいが日差しが強い。 太陽の照りつける渓流を手早く攻める。 一尾目は、流芯脇に流した毛鉤を、追いかけてきて咥えた。 記念写真を一枚撮っておこう。

今日の渓流は水量があり、最終堰堤の淵からの流れ出しなどは、新しい流れができている。 堰堤から落ちる水で淵は波立ち、テンカラを振舞う場所が少ない。 左岸の巻き返しに向かう流れに振り込んで、岩魚が出てくる。 さすがに飛び出してはこないで、流れる毛鉤が止まったことでしか分からない。

最終堰堤を越えると、そこは浅い瀬になっている。 さっさと遡ろう。 新しい倒木を越えたところの浅い流れから、小さな岩魚が飛び出したが、速やかに水に戻ってもらう。 三尾の岩魚の顔を見て、本日の朝食タイム(サンドイッチとコーヒー)である。

巻き返しに振り込んだ毛鉤に、底から黒い影が近寄り、すばやく反転する。 「いまだ!」と声は上げないが、腕は力いっぱい竿を立てる。 痛恨のあわせ切れ、毛鉤だけがなくなっている。 結び方に問題があるかもしれない、何せ一通りの結びしか知らないので。

きれいな岩魚に会えたので水中写真を撮ろうと、針を咥えさせたまま水に放し、カメラを沈める。 岩魚をカメラに近づけようとしたら、すでに岩魚はいなく、毛鉤だけがむなしく漂う。 通らずを越え、3m程度の落ち込みを超える。

極小さな淵で思わぬ大きさの岩魚が出てきた。 直径は1mもないところであったが、なんとなく雰囲気がいいので振り込んでみたら、毛鉤が落ちたとたんに黒い影がゆっくり浮上し、毛鉤をゆっくり咥えた。 タイミングのよい合わせで、上がってきたのは22cmの岩魚であった。 私にとっては22cmは大きいほうで、引きはそれ以上の手応えである。

実は22cmの岩魚を釣ってから20cm以上が、数尾顔を出してくれた。 山道が近づいた頃、大きな岩のある浅い流れから21cm、浅い淀みのようなところから23cm、今日は時間がたつのが早いが、先へ進めない。 妙見五段の滝は先が長いのに・・・

一旦山道へ上がり、ワサビ小屋当たりで再び渓流へ下りる。 ワサビ小屋辺りの倒木は大きくて、二つの落ち込みを消し去っている。 しかも、越えることも阻んでいる。 それでも、まぁまぁの釣りを楽しみながら、どんどん釣りあがる。

20cmの岩魚をゲットした跡、メモを取ろうとしたら、2色のペンがない。 予備は持っていたので、実質的な影響はないものの、ペンを落とすような行動が分からない。 何をすれば落ちるものだろうか? 思い当たることが一つだけある。 無理して岩を登って、下りるときは滑り落ちた・・・

2mくらいの落ち込みを連続して越えると、いい感じの淵にたどり着く。 やっぱりいる、と言うように岩魚23cmが元気よく飛び出してきた。 (腰が痛い!) 山岳渓流様相なので、登りがきつ過ぎる。 いつもであれば、まだまだの登りなのに、今日は腰が痛くて、足が上げられない。 座ると立ち上がれない。 それでも頑張って登っていくが、腰の痛さが苦痛で、釣りにならない。

【本日のまとめ】
◎ 岩魚 20尾
◎ 小菅川は、私の期待を裏切らないのがすばらしい
◎ 腰が今までにない痛さで、妙見五段の滝まで行けず
◎ 明日は釣りに行けるだろうか

林道は、昨日までの雨で濡れて、水溜りもあるものの、車は泥まみれにはならない。 朝早いせいか、まだ車が余り走っていないのだろう。 最深部まで来たが、未舗装の道路には、車が一台しかなかった。











◎ 岩魚 20尾
◎ 小菅川は、私の期待を裏切らないのがすばらしい
◎ 腰が今までにない痛さで、妙見五段の滝まで行けず
◎ 明日は釣りに行けるだろうか
Posted by tenkara1nen at 22:50│Comments(0)
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