テンカラ渓流一年生の旅:死ぬのか？ジムグリ

2024年08月01日

　流れに突き出る石の上から飛び込んだ。　自殺だ！　意外と苦しかったのか、もがきにもがき対岸に上がった。

頭かどうかわからない頭のジムグリ

　岸辺の足元を見ると茶色いものがあった。　何だ！　蛇だ！　ジムグリだ！　首のあたりを曲げてこっちを向いている。　戦闘態勢のように見える。　驚いてしまって、下がろうとするも石が積み重なっているので、ジムグリに背中を見せるしかなかった。

ビックリして後すざりして写したジムグリ（水中担当で）

　そこから見たジムグリはもう戦闘態勢にはなく、どんどん進み、石の中に入っていく。　ジムグリは、巨大なみみずにも見えて、なんだか気持ちが悪い。　冷静になって考えると、流れの際で何をしていたのか疑問である。

戻ってきたときのジムグリ

　一旦釣り上って、再び戻ってくるとまた同じ場所にいた。　今度は流れに突き出る石に乗って、流れをじっと見つめる。　そして、ちょっとだけ水の上に乗り出すが躊躇しているようにも見える。　流されるに決まっているぞ！

流れに突き出る石を進むジムグリ

　あ～～　流された～　流されたジムグリはくねくねともがきながらも緩みに留まろうとする。　二段ほど下まで落ちていき、やっと岸に這い上がった。　（この間の写真は見るに堪えない）

この後流されるジムグリ

　分かったぞ！　ジムグリは自殺しようとしていたところを私に邪魔されて、一旦冷静に考えようと陸に戻った。　考えた結果、再び流れに向かい突き出る石から飛び込んだのだ。　しかしそれが、意外と苦しかったので、もがきにもがき対岸に上がったのだ。

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Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0) │渓流の動・植物

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