2024年02月21日
カラスに狙われるコガモ
小魚を捕ったカラスを先日見たが、この日はなんと鴨を襲うカラスを見た。 驚きである。
銀行回りの最後に空堀川まで足を延ばした。 工事が派手になり喧しく、水が無くなったところも多いので何だか気分が落ち着かない。 すると、バサバサバサッとさっきとは違う派手な音がした。 見ると、コガモがカラスに追われて、一斉にはばたいて逃げているのだ。 え~、カラスは猛禽類のように野鳥、しかも鴨を襲うのか?
コガモは競争するようにはばたき、飛び上がるかと思えば水からは離れない。 上にはカラスが飛んでいるからだろうか。 カラスが地面に下りれば、それがすぐ近くでもコガモは落ちく。 カラスがまた飛び上がりコガモに向かっていくと、再びコガモたちはいっせいにはばたく。
今度は逃げられないと思ったか、数羽が逃げる途中で潜って隠れた。 コガモが潜って姿を消すなんて芸当ができるとは感心しきりである。 コガモの傍にはカルガモもいたのだが、他人事のように静観している。 コガモを二度三度と狙ったカラスだが、捕まえられないと考えたか、今度は集団から離れたカルガモに目を付けた。
一羽になったカルガモに襲い掛かる。 落ち着いていたカルガモもさすがに慌てたようで、はばたいてコガモの集団に混じった。 カラスはカルガモにも逃げられてしまい、今度こそ諦めた。 と思ったが、陸で食事するカルガモのすぐ近くまで歩いて近づく。 カルガモもゆっくり離れていくので、陸でも少しは危険を感じているようだ。
今回は野鳥、鴨を捕まえる場面を見ることはできなかったが、カラスは本当に捕獲のために襲い掛かっていたのだろうか。 先日は生きた魚を捕まえていたが、カラスはお菓子を盗みやゴミを漁り、魚を捕って、野鳥も襲って食べる。 地球の最期まで絶対生き残る生き物である。
Posted by tenkara1nen at 20:00│Comments(0)
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