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2024年09月09日

 選択ミス、岩魚は出ない

 2024年9月7日 二日連続で尺岩魚が出たのに、場所を間違えたようで、岩魚の数が極端に少なかった。 まぁ細い流れで筋が変わるほどの水が出たようなので仕方ないのだ。

さぁ釣りだ!
 昨日、一昨日と尺岩魚が出たものだから、今日も小菅川へ行って尺を引き出そうと考えた。 小菅川は林道ゲートも開いているし県道も整備されている。 そして、今日は土曜日なので、奥へ行くほど釣り人が多いだろうと止めておく。 一番に行く元気がないのである。 源流の沢にすることに決め、車があれば次と考えて、あくまで沢を目指す。

植林に差し込む光
 幸いにして最初の源流部の沢の入渓地点には車がない。 ゆっくり準備していると猛スピードで先を急ぐ車がやってくる。 きっと上流は混んでいるに違いないとほくそ笑んで、流れに下りる。 工事用車両が渉れるように整地された流れが深すぎて、少し下流で渉るしかなかった。 沢の出合い滝までまずは釣るぞ!

21cmでも引きが強く色が濃くて綺麗だった岩魚

滝を登れれば楽なのに
 岩魚がいそうな場所は毛鉤が届かず、出合い滝の下は真っ白で風が強い。 それでも滝下まで上がり、わずかな巻き返しに毛鉤を落すとキュ~と引き込まれた。 毛鉤をしっかり咥えて、力強く抵抗したのは、黒ずんだ岩魚21cmである。 ここは滝つぼと云えるほど深くはないので、今までは水の少ない時にしか毛鉤は落とさないのだ。

狭い渓は水が出る大変だ

流れの筋か砂利の山にできている
 滝の上に高巻きして再び流れに立つ。 流れは水量があるだけに見えたが、ちょっと進めば流れの杉が大きく変わっていた。 山葵床だったところを流れていた筋が無くなって、初めて来た頃の流れに戻っていたのだ。 水溜りらしきところさえないので、新しい砂利だらけの筋に毛鉤を落す。

小さな岩魚

枝沢の岩盤が綺麗に見え、その奥は開けているようだ
 この沢の最初の枝沢は、砂利も落ち葉も倒木さえもなくなって、岩盤が見えている。 その上を見ると、どうも間伐や枝打ちがされているようでとても明るい。 そうか! 棚倉沢出合あたりから出発するモノレールはそのためにあると確信する。 また石垣が壊れ足場を確認しながら、小さな岩魚しか見ない中ズンズン進む。

相手をしてくれるのは、17cm前後が多い

二つ目の枝沢からの石、砂利が山積み
 沢の本川は白泡が多く毛鉤は容易に落とせないが、石が流されたりして深くなっている場所もありそうだ。 今日は落とせなくても、水が引けばきっと岩魚が出てくるに違いない。 短い流れ、浅い流れから小さな岩魚が毛鉤を咥えるので、大きなものは流れが落ち着くのを深場や石の下で待っているのだ。

顔より体大きいのは、成長盛りの証拠なのだ

見えなかった岩魚が毛鉤に向かってきた場所
 淵が埋まり浅い砂底になっている場所に魚影は見えない。 それでも毛鉤を落してみると、どこからか岩魚がスーと現われて、毛鉤を咥えていく。 いったいどこで見ていたのだろうかと不思議である。 小さな岩魚だったが、淵では一番いいところに一番大きいものがいると云うことなので、これ以上は望めない。

最も大きかった緑の岩魚22cm

こんな場所でも岩魚を引き出せた
 1mほどの流れだがいい具合に岩魚が待っていそうな厚みがある。 毛鉤を見せる時間はないが流してみると、ふぅと岩魚が浮いてきた。 この岩魚も見えなかったが一体どこにいたのだろうか、咥えそこなった後も見えない。 もう一度流してみると、今度はしっかり咥えた。 今回の釣りで最も大きかった22cmである。

体の割に尾びれが大きい岩魚、小さい

石の積み重なる流れは、毛鉤が落とせない
 本当にイライラする。 ちょっとした岩魚の休憩所は、埋まったり浅くなったり、落枝で振り込めなかったり、白泡が盛り上がっていて毛鉤を振り込めないところばかりなのだ。 辛うじて振り込めるところからは小さな岩魚しか出てこないので、ガッカリである。 とにかく大きな場所がないのだ。

棚倉大滝で記念写真
 棚倉大滝は水が広がって落ちてきており、全面白いカーテンとなって、マイナスイオン?が辺りに充満している。 最後の深場は流れ出し辺りしか毛鉤を落せず、何の反応もない。 もう終了かと、滝を見ながら持ってきた昼食とする。 風が飛沫を運んでくるので、濡れながらの昼食を朝のうちに平らげる。 鹿の鳴き声が聞こえる。 山にいるのだ!

森で休憩中

 今日は流れの選択を間違えたようである。 水量があるときは、ある程度深場や続く流れが長くないといけないのだ。 知っていたはずなのに、この流れを選んでしまったのは明らかに失敗である。 ここは、流れが水量が落ち着かないと釣りにならないのだった。 22cmを筆頭に6匹、失敗したのが5回、選択ミスの結果である。



タグ :岩魚

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