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2023年02月07日

 人が少ない景信山・高尾山

 2023年2月3日 久しぶりに景信山から高尾山に向かった。 別の路も考えたが、どうしても楽な道を選んでしまう。

景信山頂
 この冬に八王子城跡を歩いて、県境まで足を延ばせないものかと考えていたが、フィットとともに行くので歩き出しに戻らねばならないことが、どうしても障害となる。 距離が延びてしまうのだ。 それと、標高がないといえども小仏峠へ向かう旧甲州街道を知っているので、余り下からだと前向きな気持ちにならないのである。 いつもの路に決める。

登山道(下から)

登山道(上から)
 旧甲州街道で車が前を三台走っている。 同じところへ行くのじゃないかと考えていると、途中の日影沢にみんな入っていった。 私も一度は考えた場所ではあったが登山者とは限らない。 誰もいない小仏峠下の一里塚に駐車して、先ずは下って景信山登山口に向かって歩き出す。

登山道(横から)

登山道(前から)
 実はこの登山道が結構好きなのだ。 岩場だったり、木の根が激しく浮き出た路だったり、あるいは溝のような場所を歩いたりする、その変化が疲れを感じさせないのである。 最後の階段は少々疲れるが、それも頂上の証と考えれば我慢できる。

景信山頂標
 景信山の頂には茶屋があるので、結構楽しみにしている。 しかし、その茶屋が休みである。 いや、もう少しすれば店主が上がってくるかもしれないと、景色を楽しみながら10分ほど待ってみたが開きそうにない。

景信茶屋の様子

小仏城山、待っていろよ~
 東の下界が霞んでいる。 スカイツリーも見えるところなのだが、新宿の高層ビルがかすかに見えるだけである。 南の景色を見ようと少し下がって見ると、今から歩く城山辺りは見えても、その先はやっぱり霞んでいる。

小仏峠、なぜタヌキがいる?
 景信山から小仏峠への下りは、戦車のような荷車が上ってくるので、登山道らしからぬところもある。 そんなところは雪でも降ったら危険極まりないので、下りなのに時間がかかってあまり好きではない。 小仏峠である。

旧甲州街道
 小仏峠は旧甲州街道の関所なので、当然相模から上がってくる路もある。 本当に大名行列も通ったのだろうかと、ちょっとだけ路を見ると、今でも幅があり武蔵側よりいい路に見える。 まぁ気のせいだろうと先へ行く。

小仏城山の天狗と共に
 小仏城山は城山と云うくらいだから昔は八王子城の出城だったかもしれない。 そんな情報は私にはないが、やけに広いし関所も近い、少し下れば八王子城なので、つい想像してしまうのである。 何故ここに天狗の彫り物があるのかもわからないし、誰が作ったものかわからない。 そして最悪なのは、景信茶屋に続いて城山茶屋も開いていないのだ。 茶屋での楽しみもあったのに・・・

八丁平からの景色、真ん中に富士山があるはず・・・
 尾根の小ピークをいくつか越えて高尾山になるのだが、尾根路は上りも下りも階段が多くて、なかなか思い通りに足が進まない。 小仏城山からの下りは長く、上ってくることを考えると下りたくなくなる。 そして登りも階段なのだ。 そんな階段を克服すれば、その度に休憩しなければならない。 休憩では富士山を常に探す。 見え始めた~

高尾山頂標
 最後の石段を登って高尾山である。 さすがに冬の平日、登山者、観光客はパラパラなので記念撮影は簡単である。 幸運なことに富士山が見え始めたこともあって、若人が切り盛りする店で飲み物を買って、富士山を観ながらゆっくり休憩する。

写真左の山が大室山で、その右に富士山が・・・

高尾山から丹沢山系を
 富士山は見えるのだが、青空のないしえおっぽい空なので、写真を撮っても富士山が写らない。 代わりという訳ではないが、富士山の横の大室山から海の近くの大山まで見え、その真ん中の丹沢山系には残雪も見える。

富士山が見え始めた
 さて戻りである。 フィットが待つ駐車場まで戻らねばならない。 だいたい5kmくらいあるはずで、しかも階段を上り下り、木の根の路を引っ掛からずに、疲れを押して戻らねばならない。 腰は大丈夫だったが、頑張り過ぎて足が痛くなってしまった。 昔は普通に歩かれたのに・・・残念!

<歩く途中で見えた富士山>
 最初見えなかった富士山が、高尾山に近づくにつれ(時間が進むにつれ)見え始めて、とうとう高尾山で見えたのだ。
高尾山から富士山アップ

紅葉台からの富士山アップ(戻り)

笠雲を写そうとした富士山





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