2022年02月16日
小菅川を歩く
2022年2月15日 雪も降っただろうし、小菅川が凍り付いているかもしれないので、散歩で歩いた。 ちょっと暖かすぎた。

つい最近雪が降った。 山は大量の雪が降ったかもしれないので、気温も相当に下がった可能性がある。 そうなれば滝の凍り付きも進んでいるかもしれないと思って、思い切って小菅川に下りてみることにした。 少々の不安は道に雪が残っていることだけであるが、路に雪が合ったり、凍り付いた路面などはなかった。 奥多摩湖まで上がっても、僅かに路肩に雪が残るだけであった。 しかし、小菅川の源流に向かうと道は一変した。

林道が工事中ということもあって除雪はされていたものの、残った雪が凍り付いている場所も多い。 ぐ~ん、うぅ~ フィットが喘ぐように上っていく。 やっと白糸の滝駐車場に停めて、先ずは景色を眺めて、徐に狩場沢へ向かう。

車で通過したときに見たよりも雪が多く、下っていくことを一瞬躊躇する。 ずぼずぼと20cmを越えるような路を下っていくのだが、斜面に付いた路はちょっとだけビビってしまう。 雪に足を取られてしまいそうなのである。


雪は小菅川の河床が近づくにしたがって深くなっていく。 足は余計なところに力が入り、深くなれば歩くだけでも力が必要になる。 そして早くも雪が靴を濡らし、足が冷たくなってくる。

小菅川を木橋で渡るとそこは真っ新な雪が広がっている。 遠くに鹿の足跡だけがあり、ここを歩くのかと足元が心配である。 河川敷の形状が分からず、深さも分からないので、恐る恐る足を出していく。 30cmはあるかもしれない。

浅瀬の流れは、小菅村に向かって行く。 空は青く真っ白な雪が美しい。 もうすぐ解禁であるが、このくらい浅いと山女もいないだろうから、ここで釣るのは少し水が増えてからだろう。 それにしても雪景色はいいね~

平山沢へ向かうと低い滝があり、氷柱が下がっているのを期待している。 向かう路は山道のはずなのだが、丸で路の跡が見えない。 それでも低いところを選んで登っていくと、雪の深さはさらに深くなり、場所によっては膝よりも深くなる。

滝はそこに見えているが、これ以上進む勇気が湧いてこない。 雪がズボンの中に入ってきたこともあって、進むことを断念する。

靴は濡れたまま林道(県道)に上がり、駐車場に戻って行く。 県道と林道の境界に、林道標が立っており、かつての県道が斜面を登っていく。 この路は白糸の滝展望台の近くに到達するはずだが、今は崩れてしまい使われていない。

白糸の滝遊歩道に向かう。 遊歩道入口にも足跡はなく、また濡れてしまうと思いながら入っていく。

歩道の雪は少ないが、斜面から落ちて来ている雪が溜まっているので、やっぱり深いところも多い。 このくらいだと雪路歩きとしては楽しいのだ。 ルンルンと進めばすぐに白糸の滝である。

白糸の滝は全く凍り付いていない。 谷の雪は多いものの、一月に来た時よりも氷はついていない。 美しい滝である。

林道に戻り、少しだけ上流側に歩いて、車に戻る。 もうすぐ渓流解禁である。 早く来いこい解禁日!














Posted by tenkara1nen at 19:00│Comments(0)
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