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2015年10月26日

 三窪高原の紅葉

 10月24日 三窪高原で富士山を眺め、紅葉狩りを楽しんだ。

奥多摩湖で朝陽が漏れた

奥多摩湖の駐車場には紅葉が
 不本意にもメモ帳を忘れ、記録しているものが写真、そして私にとって難しい記憶だけとなった。
 この日は朝がなかなか明るくならず、どうも薄い雲がかかっているようである。 どうするか迷いながら珈琲を飲みながら空を眺める。 少し寒いが昨日までのように寒くはなく、天気予報では晴れ、テレビは行楽日和を連呼している。 ぐずぐずせずに出発だ。

雲で姿を現した太陽

奥多摩町から丹波山村への路
 奥多摩湖では雲が立ち込めていたが、雲には隙間があり、太陽が少しだけ顔を出した。 野鳥がいるかもしれなと立ち寄った奥多摩湖は、山側から鳴き声が多く聞こえていた。 散歩道の上の方から声が聞こえていたので、すぐに諦めて先へ行く。
 丹波山村に入ると、雲はほとんどなくなってきた。 いい天気である。

大菩薩ラインの紅葉

朝陽に輝く真っ赤な紅葉
 柳沢峠へ向かう大菩薩ラインでは、紅葉はまだのような風景であった。 しかし光が当たれば山全体が薄い緑、黄色で、一転して秋の風景である。 峠までの道すがら、モミジがあれば車を降りて山を眺める。 振り返れば、奥多摩の山々も新鮮である。 柳沢峠の市営駐車場は車が多い。 それもそのはず、トイレの脇や駐車場奥の紅葉が素晴らしく、モミジが真っ赤な色をしていたのだ。

大菩薩ラインからの山並み

トイレの脇の紅葉
 赤い紅葉を写して山歩きに出発する。 すぐにソウシチョウが現われたが、写真は撮れない。 山歩きのスタートとしては、とても良い出合いである。 出足は落葉松林の中を歩くので、遠望ができず、景色は単調である。 淡々と歩くと、一か所紅葉が綺麗な場所があった。 しきりに写真を撮っている老夫婦は、「綺麗ですね。少し遅いと思ったが、紅葉が残っていてよかった。」、と云い、紅葉をバックに、紅葉に接近して、さらにパチパチしている。

道端の紅葉が綺麗だ!

こういう景色が侘び寂の世界か
 一登りで柳沢の頭に到着する。 私より先輩が3人いて写真を撮っていた。 富士山が薄い雲を従えていながら、ハッキリ見えていた。 挨拶をした後、しばらく休んで、三人が先に行くのを待つ。 私は、一人で歩きたい気持ちが大きいのである。 写真を撮っているところや、風景を眺めているところを見られるのが恥ずかしいのである。 シャイです?

こんな紅葉があるから山歩きが楽しくなる

富士山はどこから見ても、いつ見ても飽きない
 誰かが云っていたように、紅葉には少し遅いような感じの高原を歩く。 ほとんど葉が落ちている木が多く、赤い葉っぱだけが落ちていないのは、ここに赤くなる紅葉はないのかもしれない。 疎らにある紅葉の中を歩く。 危険なところは全くないので、たらたら歩き、辺りを見回しながら野鳥も探す。
 高低差はないが、下って登って、また下り、また登る。 そして、ハンゼの頭となる。

ハンゼの頭から見る山の紅葉

雲の形がおかしい、下に向かっている
 気持ちが良い。 360°近い眺めがある。 晴れている。 富士山が見えている。 南アルプスや他の山々はあまり見えていないが、近くの山並みは見えている。 気持ちの良い山頂である。 今日はここを歩くだけの予定で来ているので、山頂で十分に時間を使う。 ほとんど記念写真に時間を使ったのだが。

富士山が雲から顔を出している

下りの路は落ち葉が敷き詰められていた
 下りは、いったん戻ったところから、林道へ直接下る道を選ぶ。 この路には、紅葉が多くあり(と考えて)、紅葉が見頃である(と考えて)、おそらく携帯の中継施設の方よりは良い筈なのだ。 ハイキングを楽しむ人たちを横目に、谷を下っていく。 落ち葉の中をシャリシャリと下っていくと、なんとなく雰囲気がよくなってきた。

こんな景色が好きだ!

いいね、この紅葉
 尾根に近いところに赤い紅葉が見られるようになる。 記念撮影を、あっちこっちで行ってみたが、あまり思ったイメージにはならないので、風景写真だけにする。 頂点に達した太陽が東の斜面も明るくしていたので、紅葉、黄葉、見頃の所も多い。 テレビで見るような、有名な紅葉スポットのような、京都の庭のような真っ赤な紅葉や真っ黄色の葉っぱはないが、私は控えめな景色が体に沁みこむみたいで好きである。

林道から見える紅葉

駐車場の紅葉は、この世の色とは思えない
 今日はハンゼの頭とそこからの下りが主であった。 この路は柳沢の頭とハンゼの頭の間にあるので、ここを選ぶととっても短いコースとなるのである。 一般的には、あまり歩かれていないと思われるのである。 その証拠に道は落ち葉に隠れて、ぼんやりしている。 それが逆に気持ち良いし、足に優しい。

太陽と雲

富士山の青もよい
 林道へ下りるまでは、大菩薩嶺側の稜線も歩こうかなぁと思っていたが、やっぱり舗装道路は足に来るし、気分が削がれてしまうので ・・・・・・ やめてしまい、駐車場へ戻った。





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