2012年05月23日
腰が痛いのにウォーキング
5月20日 山はきついと感じ、公園のウォーキングに変更し、春の生き物たちを探して歩いた。 足腰が多少痛くても、鍛えなければいけないのである。

この日は、野山北・六道山公園の赤坂谷戸から東京都の水源保全のための森を突っ切って、さいたま緑の森博物館へ入り散策、そこから狭山湖の外周(尾根)を辿り、文化の森・六道山公園を通過して、赤坂谷戸に戻るコースをとった。 歩行距離は8~9Km程度だと思われるが、時間は5時間以上かかった。 休憩が多すぎて、運動にはなっていないかもしれない。

さぁ歩こうと車から降りると、そこは野鳥の鳴き声の中である。 天気も良いし、緑も綺麗だし、ウォーキング(生き物観察)には絶好の状況である。 まずはゆっくりと狭山湖の南の尾根へ上がる。 尾根は東京都の管理用道路となっているので、道幅が広くて歩きやすい。 私としてはもう少し狭いほうが気分が出るのであるが、管理車両が通行するのでいたしかたない。

すぐに埼玉への道が現われる。 この路は、都立公園側と緑の森博物館側を結び、水源の森の中を走る管理用道路で、両側とも金網ゲートで閉ざされている。 それでも、歩行者だけは通行できるように、一部ゲートの開閉ができる。 自転車は入れないので、のんびりと安全に散策できるところが良い。 ただ、基本的には両脇が金網フェンスになっているので、情緒に欠けるところである。

羽村の堰から来る地下水路が見えてきた。 ここは狭山湖の最深部で、時々大型の猛禽類が出るらしい。 この日も三脚に付けた大型のカメラを担いだ人に出会い、前回この路を歩いた時も、そのような話をするカメラマンに出会ったのである。 私は、前回カワウは見たがタカなどは、まだ見たことがない。 今日も何も見当たらない。

狭山湖の北の尾根へ上がった。 人が多くなってきた。 羨ましいのは夫婦連れで歩いている人たちである。 このことを女房に話すと、「私は忙しいのよ!」と一蹴される。 若いころとは違い、歩くことが嫌になるほど太っているのである。 (こんなのが見つかったら殺される。)

緑の森博物館では、蝶やトンボ、野鳥を多く見かけたが、写真は数えるくらいしかない。 特に野鳥は、全く写真にならなかったが、初めてのウグイスだけは別途掲載済みである。 また、蝶だけは何種類か写せたので、これも別途掲載する予定である。
コゲラは木のあるところならどこにでもいる。 シオカラトンボはひっきりなしに飛び回り、相手を見つけようとしている。 運のいいトンボはムギワラトンボを捕まえて、すでにカップルとなり、湿地に下り立つ。

狭山湖を取り巻く尾根道は、比較的明るく、所々にお休み処もある。 金網さえなければ、もっといいはずなのに、返す返すも残念である。 腰を折り曲げてやっと六道山公園へやってきた。 せっかくの展望台なのだが、あいにく富士山は見えず、渡り鳥の時期でもない。
「モーモー」と鳴くウシガエル。 田舎では「ショクヨウガエル」と呼び、たまに食べたりしていた。 これも外来種らしいが、どの外来種も生命力が強い。 このときも、写真の2匹はプロポーズ中であった。 注)普通の蛙は「ビキタン」と呼んでいた。

後もう少し、尾根を歩き、駐車場を目指す。 腰が痛くなると休憩し、野鳥を探す。 余り休むと今度は立てなくなり、どうしたらよいものか。 そうやって、狭山湖の尾根を一周してしまった。 迷いながら、時間をかけたウォーキングであった。






コゲラは木のあるところならどこにでもいる。 シオカラトンボはひっきりなしに飛び回り、相手を見つけようとしている。 運のいいトンボはムギワラトンボを捕まえて、すでにカップルとなり、湿地に下り立つ。

「モーモー」と鳴くウシガエル。 田舎では「ショクヨウガエル」と呼び、たまに食べたりしていた。 これも外来種らしいが、どの外来種も生命力が強い。 このときも、写真の2匹はプロポーズ中であった。 注)普通の蛙は「ビキタン」と呼んでいた。

Posted by tenkara1nen at 21:30│Comments(0)
│山歩き