テンカラ渓流一年生の旅:美しいアカボシゴマダラ

2024年08月07日

　美しいアカボシゴマダラ

　里山民家で見たアカボシゴマダラは殆ど飛べなくて死期を感じるものだった。　今日見たのは近くの雑木林で、傷一つない美しい翅を持つアカボシゴマダラだった。　7月31日のことである。

美しいアカボシゴマダラ

　今日は雑木林に入っていく予定だったので、虫除け作戦を万全にしてきた。　この時期植物たちも、特に力強い雑草たちが幅を利かせている。　そこを掻き分けるように散歩し立ち止まって見回すには、虫除けは必須なのである。　しかし、その蔓延った雑草や成長し過ぎた枝を掃う造園業者に出会ったりして、散歩ができないこともある。

外来種かもしれないがとても美しいアカボシゴマダラ

　仕方なく戻るとそこにルリタテハが飛んできたのだが、コナラには見向きもせずに飛んでいった。　残念と思いながらもコナラを見て回ると、アカボシゴマダラが樹液を吸っていた。　しかも先日見たものと違って、どこも欠けていない美しい翅をしていた。　ここならさっき逃げたルリタテハもやってくるかもしれないと思ったものである。

休憩中のアカボシゴマダラ

　瞬くすると幹を歩き回って次の場所を探す。　ということは、樹液があまり出ていないので、一カ所であまり吸えないのだ。　この木はこの頃の暑さで、干上がっていて樹液も出せないのだ。　そんな場所での生活は厳しいだろうと、同情してしまう。

このブログの人気記事

同じカテゴリー（その他の動・植物）の記事画像

同じカテゴリー（その他の動・植物）の記事

枝先でジョウビタキ
柿のメジロ
やってきたカワラヒワ
庭にやってきたカマキリ
ボケたマユタテアカネ
産卵中のコノシメトンボ

Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0) │その他の動・植物

名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
コメント:
	＜ご注意＞書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。確認せずに書込

このページの上へ▲