テンカラ渓流一年生の旅

　このところ物入りで困ります。　トイレの水漏れ、台所の水栓が上手く締まらない。　最悪なのは、最近のパッキン（温水分岐）は専用になっているということ、製造中止の水栓であることで、全体を取り換えねばなりませんでした。　これからいろんなところに不具合が出てくることでしょう。　母や我々夫婦だけじゃなく、家も老朽化してきました。

　豹紋の蝶は見かけてもカメラに収められないので、何という蝶か分からないことばかりである。　そんながっかり感の中で渓流靴を脱いでいると、ジャノメチョウが飛んできた。

　最初はフィットのバンパーに張り付いて歩き回り、次には二台のペットボトルに張り付いた。　私が近づけば逃げたが、それでもフィットから出ていこうとしない。　余りに無防備なので、簡単に捕まえることができた。

　私はやっぱり好かれているのだろうか？　女房が云うように私の体から発せられるフェロモン（臭い）に惹かれているのだろうか。　しかし、キマダラヒカゲと違って私に纏わりつくわけじゃないので、ジャノメチョウの好みが少し違っているのかもしれない。