2017年08月30日
アサギマダラ、捕まえた!
日差しのある渓を歩いていると、アサギマダラが飛んできた。 捕まえた!

日差しが時々現れる渓を歩いている。 当然、毛鉤を流れに落としながらである。 清々しい景色の中でも、目的の岩魚が出ないことには嘆くしかない。 そこに、とっても綺麗な赤や青がチラチタ見える蝶が飛んできた。 アサギマダラだ! 少々色めきだって、竿を振るのをやめて、彼の動きを立ち止まって追う。 じっと見ていると、なんと、なんと、私の体にとまったではないか。 熊鈴のベルトにしっかりととまっている。 右肩の当たり、顔から20cmほどの近さである。 写真!写真!と心で叫び、首に提げたミラーレスで自撮り風にパシャパシャ写す。

それにしてもアサギマダラが逃げない。 これなら捕まえられるかもしれないと、ゆっくり左手を動かして、これまたゆっくり指で摘む。 簡単! こんなに簡単で良いんだろうか。 なんだかおかしな感じだが、最近蝶を捕まえていないので、こんなものかと納得する。 もしかすると、苔の上におけば、やっぱりじっとしているのではないかと放してみた。 いや~、そう思った通りにはならないもので、勢いよく飛び去って行った。 去っていった方向には、もう2匹のアサギマダラも見えていた。

アサギマダラは、翅に標を入れられたものがあるといい、飛んで行く道順や距離を調査するという。 結構有名な話なので、私も一応、左右の翅を確認したが、捕まえたアサギマダラに標はなく、残念ながら対象ではなかったようだ。 彼らは今年ここで生まれた蝶なのか、北へ向かう或いは南へ向かうための中継地点なのか、ちょっとだけ気になった出来事であった。
それにしても逃げないし、簡単に捕まえられたことを不思議に思い、女房に話をすると、「あんたが汗臭かったからじゃない」、と一言であった。 ん~
来月は泊りがけで釣りに行くことを計画しているんですが、果して実現できるでしょうか。 千曲川か塩川か、それとも新しい流れか? 初めての場所は、この時期は敬遠するので、今まで行ったことのある場所にすることでしょう。 どこがいいんでしょうかね~ 考え中! 酒飲みな~がら~ (酔ってんのか!)



それにしても逃げないし、簡単に捕まえられたことを不思議に思い、女房に話をすると、「あんたが汗臭かったからじゃない」、と一言であった。 ん~
Posted by tenkara1nen at 21:30│Comments(0)
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