2012年12月02日
上野不忍池
先の土曜日(12月1日)は会社の行事で上野まで行ってきた。 9時の集合であったが、少し早めに自宅を出て、上野公園を歩いた。

今年の6月に行って以来2度目の上野である。 このときは失態を曝したので、今日は大人しくしていなければならない。 なぜならば、出掛けに女房から、ちゃんと帰ってくるようにと、何度も念を押されたのである。 適度な懇親会にしなければ!

不忍池の西にある中華料理屋に行くのに、鶯谷で電車を下りる。 天気はあまり良くない、8時前なので、大都会東京と言えども、歩いている人は少ない。 ビル群に向かう人とは反対に、公園に向かって歩き出す。 博物館裏には酔っ払い?を待つタクシーが列を成していた。 違うか?

銀杏が綺麗な色をしている。 お寺の影に東京スカイツリーが見える。 しかし、天候は悪く、小雨になってしまった。 全体が灰色に写る上に、ボケてしまう。 公園内に入ると、科学博物館のマッコウクジラが、紅葉の中をジャンプしていた。 紅葉は少し少ないが・・・

林の黄色は、ほとんど銀杏で綺麗なのだが、もう少し光が欲しい。 なんだか、鮮やかな色には出合えそうにもない。 昼休みのために、いい写真の場所を探すだけにする。 赤いモミジもないことはないが、さっきから云うように色が出ない。 それでも適度にシャッターを押しながら、不忍池を渡る。

池には何種類かのカモがいる。 ユリカモメも朝から急がしそうである。 体が冷えてきたので、少し早い時間ではあるが会場に入った。 ここからは昼間では仕事である。 予定より15分ほど早かったので、ラッキーと思い早足で、昼飯を買い、公園で飯を食う。

公園を散策していると、なんと通り雨にあってしまった。 十分な散歩もできず、雨宿りで時間を費やしてしまい、トボトボ会場へ戻る。 不忍池でユリカモメと遊ぶ二人連れがいた。 パンを持った手を上に伸ばし、ユリカモメを寄せていた。 風があるので、カモメたちは止まっているかのように見え、パンを食べていた。 テレビで見るような景色であった。

昼からの業務も3時くらいに終わり、懇親会まで1時間以上の隙間ができたので、またまた公園に向かう。 目の怖いカモに合い、片足で立つコサギを写す。 太陽が出ているので、今ならいい色のモミジが撮れるはずなのだ。 だが、しかし、冬の太陽の傾きは早い。

公園では福島のフェアをやっていた。 市町村の名物などを売っており、岩魚と地酒をコッソリ買ってしまった。 少しでも応援しなければいけません。 と言いながら、呑べぇの買い物である。 岩魚は干したもので骨酒用の小ぶり、酒は間に合う会津のもの、呑べぇはこんなものを選ぶのです。

舞台もやっており、一部しか見ることはできなかったが、昔を思い出す。 ちょっと明るすぎたのが、郷愁に浸るには難点であった。 それでも十分面白いものであった。 できれば、買った酒を飲みながらといきたいところであったが、まだ仕事は終っていないのである。

モミジの紅葉は、光の当たるものがなかなかない。 日が傾いたため、谷にある、森の中にあるモミジに日が当たらないのである。 広場には燦燦と日が降り注いでいるが、そこに赤いモミジはない。 不忍池から見る上野公園の森は紅葉の山になっている。

日が傾くのを時間まで待って、東京スカイツリーが夕日で赤くなるのを期待する。 薄く色付くところしか見ることができなかったので、後は夜に期待しようと、懇親会に向かう。

懇親会でたっぷり酔っ払い、楽しい気分のまま、本日4度目の公園に向かう。 酔っ払いながらも夜景に挑戦する。 その場での確認は覚えていないが、今日(12月2日)確認すると、結構な枚数を写していた。 自分で見ても構図が良くないのは、酔っ払っていたからである。 ということにする。

最後難関の「ちゃんと帰る」であるが、山手線を何周かして、何とか帰った。 その時間は午前1時。 8時前には電車に乗った。 遅くとも10時に家のドアを空ける予定だったのが午前様になり、鍵を持っていない私は結局、女房をたたき起こすことになり、苦情の嵐に曝された。

酒は控えめに、次はちゃんと帰ってくるから・・・














Posted by tenkara1nen at 22:45│Comments(0)
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