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2019年08月13日

 アカドチ沢の様子を、失敗

 2019年8月11日 この二日間、雷雨に合って、熊に出合い、ついでに転んでしまったので、今日はのんびりと小菅川に行く。 アカドチ沢から小菅川源流に向かった。

アカドチ沢を登る
 お盆ウィーク中である。 涼しいところは人がいっぱいで、釣り人もわんさか渓流に押し寄せている。 こんな時には、その中に飛び込んで、その賑わいを味わうのもよい。 そう考えて、小菅川の溪、アカドチ沢を探索する計画、運が良ければ源流最上部も釣り歩く計画とする。 小菅川の状況は良くなっただろうか。

雄滝上の流れ
 自宅辺りとは打って変わって涼しい小菅村、更に涼しい源流部に入って行く。 源流部スタート位置から車があり、川に下りられるところにはことごとく車がある。 思った以上に車があるにもかかわらず、白糸の滝駐車場も雄滝駐車場にも一台の車もない。 つまり観光客ではないということである。

アカドチ沢へ渡る辺りの小菅川
 フィットには非常に過酷な林道は、雄滝に向かう道が最悪で、石がガツンと跳ね返る。 これだから、あまり先には行かせられないのである。 結局11台の車を見て、目的地に着くとさらに2台の車があり、本日14台分の釣り人が小菅川にいることになる。 まぁ、今日はアカドチ沢を登るので、あまり関係ないが第二の計画は上手くいきそうになくなった。

アカドチ沢の登山道へ向かう
 今まさに釣りに行こうかというルアーマンがいたので、少し話をする。 毎週小菅川にきているという若い釣り人は、雄滝の下で40cmの岩魚を釣った人を知っているといい、何となく来ている理由が分かる。 6時半に来たが車があったので、いったん戻ったが、やっぱりここだと戻ったという。 先に行ってもいいという彼に、準備が遅いので、丁重に遠慮する。

これはもう登山道ではない、牛の寝に登れないぞ
 牛の寝登山口から小菅川に下りて、雄滝の落ち口を確認しに行く。 やっぱり下りることはできないのだと、諦めて登山道の橋までと思って竿を出す。 岩魚はいるのだが、見にも来るのだが、どうしても毛鉤を咥えない。 流れには砂利が溜まっているので先が見たくなり、堰堤まで進むと、堰堤下にも砂利がたくさんたまっており、大きな石が新たに落ちきていた。

アカドチ沢の北側尾根に乗る、記念写真
 アカドチ沢を渉るように登っていく。 しかし、とても流れを登っていかれるような足場ではなく、登山道を使うしかない。 その登山道もしかり、斜面から多くの土砂が落ちてきていて、路は完全に無くなっている。 斜度のある土砂を踏んで登るのは、非常に骨が折れる。 やっと流れに向かった。

小菅川本川に下りる巡視路、これも道と云えるか
 一度竿を持って来たことはあるし、山歩きでも来たことはあるが、流れをずっと上ったことはない。 こんな流れだったのかと、ガッカリしながらも、ちょっとしたところに毛鉤を落すが、魚影は見えてこない。 汗はたっぷり書くのに、その汗に見った景色もなく、喜びも少なく、こうなれば小菅川に向かうしかないと思う。

とっても小さい岩魚
 登山道から分かれてくる巡視路まで登った。 一休みして、更に沢を登って暫くすると、やっと道が尾根に向かって行く。 尾根に上がると広場のような場所となり、非常に明るく気持ちが良い。 汗を拭き、大木に寄りかかって休憩。 さぁ、小菅川本川に向かって下りていこう。 ちょっと前に整備された巡視路は、雨の流れた筋、一緒に落ちてきた砂利にしっかりと溝を作くられて、路ではないようだ。

写真真ん中の中段石の下、岩魚が泳いでいる
 流れに下りて装備を解き、パンをかじりながら麦茶を飲む。 すると、突然後ろから声を掛けられた。 朝のルアーマンである。 釣れたかと聞くと、こんなもんしか出てこないと、親指と人差し指を広げてみせる。 大きな岩魚は持って行かれたのかと嘆き、もう帰ると仕事路を戻って行った。 若者は、きっと来週も来るに違いない。 頑張れ!

この日最も大きかった岩魚・・・でも小さい
 ルアーマンが釣ったあとである。 反応はあるものの、やっぱり小さいものばかり。 持って行かれたのとは別に、今日はもう一人、先に釣り人がいるのでしょうがないのだ。 普段は見向きもしないような所に毛鉤を落す。 山葵田から流れ出す出合いの段差の途中に、暗い水たまりがある。 そこに毛鉤を落すと、奥からゆっくり岩魚が出てきて、パクっと咥えた。

この少し上まで竿を振り、歩く
 15cmにも届かない岩魚が多く、大きな岩魚はいったいどこへ行ったのだろうか。 砂利がだいぶ流れ込んでいるので、深場に隠れていたものが埋められているかもしれない。 そうなれば、もう一雨来るのを待たねばならないかもしれない。 幸いなことに、あるいは不幸なことに台風が向かってきているので、更に埋まるか出てくるかだ。 どっちだ!

最も小さかった岩魚
 ここなら出てくるだろう淵まで来ると、明るい色の上着の釣り人が下りてきた。 鳥小屋沢の出合いの先まで行って、小さなものばかりで、24cmが最大だったという。 ここは初めてかもしれないフライマンは、立派なGPSを持っていたので、妙見五段の滝の位置を教えて別れる。 フライマンは、4時半に到着したという。 4時半か~

山葵作業小屋、使われていない筈が、だんだん綺麗なっていく?
 フライなら広いところが中心だろうからと狭い場所を中心に狙っていく。 それでも、大きなものは全く見えず、どうしたものかと考えていると、淵に岩魚が見えた。 竿を振ると大きな石の下に隠れた。 ちょっと待つとまた出てきたので、再び毛鉤を落すと、スッと寄ってきては逃げていく。 毛鉤を浮かせるとやっぱり浮いてきて、咥えたふりをする。 それならと、浮いた毛鉤をピッと動かすと、バックと咥えた。

私にとって、もっとも危険な登り
 が、なんと、合わせ切れである。 気になっていた団子のところからハリスが切れていた。 釣り人にあるまじき手入れ・・・ 本日終了である。 アカドチ沢の探索はとりあえずできたので成功、小菅川で先行者二人を追うのは難しく失敗か。 今日はどっちだろうか。





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