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2021年09月18日

 雨の前、昼まで釣りを

 2021年9月17日 台風の影響で雲が近づいている中、昼までの釣りを楽しんだ!? ん?

雨(台風)の前、大白沢は暗い
 シルバーウィークになるというのに、台風が怪しい動きをしている。 土曜日には大荒れになるとの噂もある。 金曜日も影響は出てくるらしいのだが、昼からとの予想がほとんどである。 ならば、昼まで限定で釣りに行こう。 車を降りてからすぐに釣り始められて、もし雨が降っても比較的安全に早く戻って来られる場所が良い。 小菅川である。

入渓して最初の滝(落ち込み)
 朝はいつも会社に行くときと同様に起きて、会社に行くのと同じ時間に車に乗る。 車はそれなりに多いが、奥多摩に入ってからは、さらに車多いと感じてしまう。 工事用の車、ホイールクレーンが二台も走っていて、それに連なって列を成しているのである。 山の工事は早く到着しないといけないのである。 そんな状況で少々苛つきながら小菅村に着く。

最初の岩魚らしい岩魚

上から見ると魚影があるのに
 大白沢に車を入れるのだが、雨で路はえぐられ、泥濘になっているところもある。 ガチャン、ガサガサ、頭が振られながら、フィットに無理をさせたことを後悔しながら終点に着く。 暫くはフィットの確認をして、とりあえず大丈夫であると安堵する。 準備をせませて、釣り人の路を100mほど進み、ぶつかった流れから釣りを始める。 雨の気配は今のところない。

20cmとは思えない岩魚

左にも流れがあるなの滝(中間地点)
 水量があるので、流れが強いところが多い。 いつもはいない静かなところが気になって、毛鉤を落すと、いきなり岩魚が出てきた。 小さな岩魚ではあったが、最初から出てきたことは喜ばしいことで、今日の釣りが良いものになりそうである。 目の前の落ち込みを巻いて、石の山を乗り越えて、滑の滝を登る。 ここまでに大きな岩魚が出なかったことは期待外れである。

滑の岩盤が露わになり始める
 時間がないので、気になる場所だけに時間を使いながら遡る。 石垣が残る場所は特に、素通りすることも考える。 でも、小さな岩魚はいるのではあるが、大きさはあまり気にしないのだが、この時期だからか何故だか気にかかる。 滑の流れをいくつか登り、更にきつく細い滑の連続落ち込みが見える。 一番下では合わせ切れを起こしてしまう。 竿が固すぎるのか?

いい感じのヒレの色をしている

絶対岩魚がいる、毛鉤は落とせても届かない
 滑の落ち込みに、緩い巻き返しがある。 少し深くなっているので期待できると、毛鉤を落す。 くる~と回る毛鉤に岩魚が現われて咥えた。 今日一番の手応え、取り込む場所はないので、一段下に引きずり下ろして収容する。 22cmでやっと岩魚らしいものに出合えた。 放した場所は、合わせ切れを起こした淵であるが、白泡うず巻く石の下であったが、暫くすると出てきて、下流へ向かった。 先客がいたのである。

頭が大きいので、来年大きくなる岩魚

白い流れに毛鉤の落としどころはない
 再び石垣が顕著な流れになる。 その隙間から見える流れが気になって、上から毛鉤を落す。 毛鉤が見えなくなったところで強烈な引きが分かり、シュンと合わせる。 下りようかと考えるも、私の足腰では難しいので、持ち上げることにする。 タイミングを合わせようとしていると、なんだか外れるような雰囲気である。 それでも、一気に持ち上げると、パシッと外れてしまう。 超大物だった!(釣り人の話)

静かに見えて流れが強い、毛鉤は歯が立たない
 大石が斜めになって流れを塞ぎ、石垣は終わる。 ここからが本番だと意気込んで、注意して越える。 岩魚は小さいものばかりであるが、そんな中で心躍ることが起きる。 流れの向こう側に小さく静かな水面があり、そこに毛鉤を落したときである。 一度目は上手く落ちなかったが、二度目は上手く飛んでいった。 するとジャブッと水面が割れたのだ。 とても興奮する場面で、頭とお腹の大きさのバランスがおかしい岩魚である。

顔と腹のバランスが悪い岩魚

水は至る所覆いながら流れる
 再び細い滑の落ち込みが連続する場所に出る。 ここでちょっと思案する。 時間は昼が近い。 雲行きは怪しくなっている。 この先釣りになる流れは長くないが、遡行が面倒なのだ。 12時までと決めていたが、13時まで雨は大丈夫ではないか。 足を上流に向け、下流へ向けて、やっぱり上流に向け、ついに一歩を踏み出した。 流れを進むことができず高巻きして、再び流れに下りる。

この日最も大きかった岩魚

陸で巻く、今の私では無理な流れ
 もう、大きな岩魚がいるような流れではない。 その結果として、わずか10cmの岩魚が出てきてしまった。 駄目か! そんな流れでも、ここまでくる理由は、3カ所ほど有望視する淵(直径2~3mで砂が溜まって浅い)があるからである。 その中の一つから大きめの岩魚が出てきた。 普通に流しても出てこないので、白泡に巻き込ませ、一匹だけ引き出せた。 大きさの問題ではないのだ。(釣り人の強がり)

釣りの終了、疲れた~
 もう竿を出せない石垣の流れに出る。 もうちょっと登れば、岩魚のいそうなところはあるが、もう時間である。 一休みして、終了とする。 そう決めたときに気付いたのだが、霧雨のような雨が降っていたことである。 これ以上雨が降ることも考えて、急いでゆっくり下り始める。




タグ :岩魚

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