小菅トラウトガーデンで練習
2018年2月24日 山を歩こうか、冬季釣り場に行こうかと迷い、走り回った末に小菅トラウトガーデンに辿り着く。
次の週末は、いよいよ渓流が解禁する。 その解禁に備えて、この時期一度は管釣りに行く。 しかし、小遣いの余力が少なく、年間パスポートの購入も控えているので、どうしても躊躇してしまうのだ。 欲求と現実のせめぎ合いで、考えはくるくると回り続ける。
やっぱり釣りだと決めて、最も安く魚が釣られる小菅川冬季虹鱒釣場に決めて、だらだらと途中立ち寄りながら小菅村に入っていった。 村の中心に入ってくると、思わず小菅トラウトガーデンが気になった。 ここは池が一つしかないが、大型のトラウトが多く放たれ、甲斐サーモンもいるところである。 う~ん 素通りする。
冬季虹鱒釣場に下りていくと、水が少なすぎて、流れ浅く細く、水草まで生えている。 虹鱒は小さくて少ない数しか見えない。 釣り人はそれなりにいるものの、前回のここでの釣りを考えると、この時期に釣れない状況は解禁時の気持ちによろしくない。 と云うことで、トラウトガーデンに向かった。
結局10時になったので、狭い駐車場には車がいっぱいで、停める場所に困った。 いろいろお金を使う理由を考えながら、もっとも説明できる(誰に?)二時間券(2,300円)を選択するしかなかった。 持ち帰られる魚は4匹であるが、そんなことはどうでもよくて、釣りの感触を取り戻すのが大事なのだ。
池に下りていくと虹鱒がうようよと泳いでいた。 一番奥で竿を振り始めると、うようよいる虹鱒はすぐに毛鉤に食らいついてくる。 今日は虹鱒はいらない。 虹鱒を避けるように岩魚、山女を狙って毛鉤を落す。 誘う毛鉤に岩魚は寄り付かない。 仕方がないので水面に浮かす努力をして、ピコピコと毛鉤を動かすと、岩魚が食いついてきた。 しかし、岩魚と思った魚は、イワメのような感じであった。
小菅で釣れるような岩魚は釣れずに、黒い魚体に白い斑点のアメマスのような岩魚とイワメと思われる岩魚ばっかりであった。 甲斐サーモンを狙おうとしたが、彼らは深場にしかおらず、深く沈めることができない毛鉤では、全く太刀打ちできない。 だらだらで沈むのを待とうとすると、横から他の虹鱒が横取りする。
小さな池でも高台から毛鉤を落しているので、咥えれば回って下りていき、収容した後はまた登ってくる。 たった1~2mの高さではあるが、繰り返せば結構な運動になる。 二時間という時間もすぐに過ぎ去り、本日の釣りが終了する。 来週はいよいよ小菅川の解禁である。 いい練習になったであろうか。
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