私の通らずを越える・・・後山川
7月12日 丹波川水系、後山川へ釣りに行く。
昨日は遊んでくれる渓流魚が少なかったので、今日は丹波川水系の後山川へ行って、山女とあまごと遊ぼう。 相変わらず、林道起点とその近くは車で一杯である。 渓流の釣り人がちょっと心配ではあるが、準備も早々に、林道を歩き出す。
黒滝橋とあるが、このあたりには滝はない。 強いてあげれば、この水のほとんどない谷がそうである。 きっとこれが、黒滝に違いない。
この間釣りに来て、途中で引き返した沢に入り、越すに越せなかった「私の通らず」に挑戦である。 枝の林道はすぐに川へ消えて行く。 釣りながら「私の通らず」を目指す。 ま、私の実力なら、あまりに釣れ過ぎて、辿り着いた頃には、夕暮れになる。 なんてことはなく、2尾しか手にできなかった。
いよいよ「私の通らず」に挑戦である。 越えるには、左岸しかあり得ないが、見た目ではヘツリで越えるのが難しそうである。 道具を濡らさないように背負い、近くまで行って、じっくり壁を見る。 腿あたりまで沈みながら、左足がなんとか掛かるので、思い切って登る。 「帰りは大丈夫か?」と弱気の虫が騒ぐ。
注意しながら乗り越えると、そこには3m位ありそうな滝が、道を塞いだ。 直接はとても越えられそうにないが、左岸の高巻き地点に、ロープが2本下がっている。 沢登の人が置いていったものであろうこのロープを使い、高巻きする。
越えたその地点は、今までとはまるで異なる平坦な渓流であった。 しばらくすると、流れのぶつかるところで、私の毛鉤を咥えてくれた渓流魚がいた。 ちょっとした手応えであったが、ネットに入れてみると小さい。 計測の結果、17cmの初めての場所での山女であった。
ちょっとだけ日差しが指したので、この前トライした、水中からの景色写真に挑戦した。 タイマーにして、カメラを水中に沈め、シャッターを押し、すばやく岸へあがる。 水面が揺れすぎたようで、何が写っているか分からない。
結構大きな淵に出たが、その右岸には山葵田の跡を持った谷が出合う。 この淵では、一発目の振込みで、魚影が見えた。 もう一度振り込むと、やはり毛鉤を追いかける影がある。 もう一度振り込み、誘ってみると、狂ったようにその影は毛鉤を咥えた。 「やった」と思ったが、ランディングの場所が確保できない。 仕方なく持ち上げようと力を入れた瞬間、逃走された。
あまり釣果はなく、見上げると、またもや滝が私の行く道を塞ぐ。 この淵は大きいので、もしかしたら大きいのが住んでいるかもしれないと、テンカラを振り回す。 左岸に影が見えたが、何をしても咥えない。 左岸に寄って、振込みをするが、やはり反応してくれない。 改めて、淵を見渡すと右岸からの流れ出しあたりに、大きな影が見える。 「こいつなら、食いつくに違いない」と流れに2度3度と流すと、案の定バックリと咥えた。 とても大きく、重く、ネットがないと上げられない。 ネットを出し、取り込んでみると、私にはとても大きいサイズだ。
計測の結果、27cmの本年度自己最高記録の山女であった。 こんなサイズの山女は、管理釣り場でもあまり釣った記憶がない。 興奮は覚めず、しばし余韻に浸る。
先へ行くためのルートはないか、当たりを見渡す。 左岸にロープが2~3本下がっているが、がけは切り立っており、滝上への道が私には見えない。 右岸に目をやると、崖の最上部辺りにロープが数本見えるが、ここは落ちたら軽い怪我では済みそうにない、つまり危ない。
本日はここまでにする。
<本日のまとめ>
あまごはいない。
あの餌釣り師が云っていた滝とロープは確認できた。
本日最後に使った逆さ毛鉤?は、これだ。
関連記事