山女の楽しさもう一度
2025年3月27日 楽しいと思っていった後山川の沢で、山女に遊ばれてしまった。 数少ない山女、岩魚は出たが、大筋遊ばれてしまった。
人気の後山川へ、昨日の山女(あまご)とのやり取りの楽しさを求めて行くことにする。 問題は道が酷いこと、釣り人が多いこと、沢の水が少ないことである。 まぁまだ三月ということで、流れの様子が見られるだけでもよいかと思う。 本来であれば後山川本川が良いのだが、私には広すぎて釣りができないので、塩沢を見に行く。
暖かい朝を迎えて疲れてはいるが心は元気にフィットを走らせる。 後山川の道に入れば、パンクに注意し尖った石を避け、腹を擦らないように凸凹や落石にも注意してゲートまでくる。 車は五台もあったが、幸運なことに、今釣りに向かう人が私に近寄り、全ての車の域さ目的を教えてくれた。 さらに釣り人は入渓地点にどこまで釣るかを塩沢出合いに掛けていたのは凄い。 しかし彼らはいつここにやってきたのだろうか?
今日は安心しているので、ゆっくり花や猿を楽しみながら塩沢までやってくる。 ゆっくり歩いたのに異常に息切れして、一休みするしかなかった。 さっき出会った釣り人は2kmくらいも本川を釣り上るようだが、私もそれくらいの元気が欲しいなどと考えている。 更に塩沢林道を進み、楽に下りられるところから釣り始める。
流れが広がる浅い場所に岩が飛び出している。 そこに緩い流れがぶつかっているので、そこには山女がいるはずである。 少し先から毛鉤を流すと、案の定山女が咥えた。 と思ったら岩魚22cmであった。 絶対山女がいると思ったのに岩魚とは、山女はどこにいる。
塩沢は山女の沢で、まだ毛鉤に慣れないうちに山女を狙いにきたので、山女が出ていそうな流れや回遊していそうなところに毛鉤を落す。 しかし出てくるのはやっぱり岩魚で、さっきと変わりない。 ここも浅く丸見えの砂底で、流れの脇である。 緩く巻き返している場所なので、いるなら山女のはずだったのだ。
流れが石積みだか岩盤だかに沿っている。 余り早い流れじゃないし、真直ぐになったところに山女が餌を待っているかもしれない。 石の下は気になるが深くはないので山女だと思ったら、またしても岩魚が出てきたのだ。 いったいこの流れはどうなっているのだ。 山女は流されていなくなってしまったか。
岩魚は出なくなったが、今度は咥えても落としてしまったり、淵尻近くに見えているのに咥えなかったり、何度毛鉤を落しても反応がないので顔を出すと走られたりで、山女と思われるものの姿は見られない。 林道に上がって終点から再び竿を振る。 下りたところの大石の下に姿が見える。 最初だけ反応はしたが咥えず、誘いには一向に乗ってこないので、きっと山女である。
これがケチの付き始めとなり、岩盤や石の周りでバシバシ反応があるもののちゃんと咥えない。 パシャっと出ても咥えていないのが二回、定位しているのに咥えず逃げられること二回、ギュッと引き込まれたのに外れたのはとても悔しかった。 そして、石が積み重なる場所を上っていくと、本日最後の滝が近くなる。 頑張ろう!
一旦平場になって再び石が積み重なる流れとなり、その間に小さくても山女がいそうな場所がある。 二筋の落込みの奥に少し深く緩い流れがあるので、そこを狙って見ると、毛鉤が落ちた瞬間に口が出た。 待っていたのだ。 出てきたのは今度こそ山女で、大きなものではないが初めての引きなので心地よい。 18cmである。
次の場所も同じような形をしていて、細かな白泡が巻いている場所がある。 毛鉤は完全に見えなくなるが、暫くするとギュ~っと引き込まれた。 さっきよりも深い場所で手応えは十分、そして楽しく外れるのを怖がりながら引き寄せる。 いい大きさの山女22cmである。 この後も場所はあってもまた見られなくなる。
今日の最後の滝へやってくると、昨年よりも淵は狭くなり、毛鉤の落せる場所がない。 それでも色々と挑戦したが音沙汰なし。 上流へ岩を登るか? 葦の置き場や手掛りを試してみれば、登るのはできそうだが、下りてくるときに落ちそうである。 二度ほど行ったことはあるが今は難しい。 枝沢を登ったという話は聞いたが今の私には無理だ。
数は出なかったものの山女がいることは分かった。 釣れた山女や岩魚は引きもよく、外れたものや見えていたものを含めて、とても楽しかった。 水量が戻ってきたらまた来ようと思いながら下っていく。
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