小菅川は難しいのだ
2024年9月18日 小菅川の最終堰堤三つを仕方なく釣った。 奥へ行きたかったな~
昨日はフィットが腹を擦ったので、今日はもう少し道の良いところということで、小菅川の最上流部へ行くことにする。 何度行っても車があるので、あの時行けばよかったと何度思ったことか、後の祭りで今日こそはと思ったのである。 水量も落ち着いたことだろうから、きっといい岩魚が出てくるに違いないのだ。
終点か出に車が何台もあったので、別の場所にはいかれないので、車がないことを祈ったが、二台の車があった。 一台は和歌山ナンバで準備中の釣り人で、私と一度であったことがあるというが、申し訳ないことに私は覚えていない。 色々話をして、私は終点から先の流れにはいかないことにした。 二人の後は追えないのである。
今日は竿をSHIMANOの胴調子で釣る予定である。 これできっと合わせ切れは起こさないのだ。 流れは水量が少なくなっているので、久しぶりに雄滝上の滝まで下りていくことができた。 最初に出た岩魚は、水面直下を流れているだろう毛鉤に向かってきて、パックリと咥えてくれた。 しかも23cmなので、先が楽しみである・・・
すぐに21cmの岩魚も出てきたので、ますますワクワクウキウキしてくる。 堰堤下の淵も岩魚が出てきそうで、右、左、真ん中、いろんなところを叩き流し、落ち込みに巻き込ませたりしたが、全く反応がない。 これはいったいどういうことだろうか、攻められ過ぎて、溜まっていた岩魚が釣り切られたのだろうか。 ん~
砂利の流れに岩魚がいることは滅多にないが、脇に石があることで希望を持って流せば18cmの岩魚は出てくる。 岩魚がだんだんちさくなってきて気落ちし始めると、さらに小さな10cmの岩魚が出てきてしまう。 もっと大きな岩魚がいるはずの場所で! 近くには黒い影が見えているが、こっちは全く反応しない。 どういうこと?
橋の下には期待して毛鉤を流す。 一向に反応が現れないので、真横に移って尚水面を叩き、ほったらかしで流す。 もうそろそろ諦め時だと思いながら、もう一度とほったらかしていると、岩魚が水中でくるっと反転するのが見えてしまう。 パシュッと竿を立てて合わせれば、引きがとても気持ちよい。 ただ大きさは20cmしかない。
堰堤から落ちる水が、丁度そこにある石にぶつかり、飛沫となって白い幕を作っている。 立つ場所に寄手はびっしょりとなったり、全く風がなかったりするが、どこも毛鉤を思うようには流せない。 それでもしつこい私は頑張って、一匹外し、18cmと20cmの岩魚を引き出す。 テンカラ釣りとしては面白くないものである。
二人が釣ったであろう流れには、アカドチ沢から尾根を越えて下りる。 さすがに釣れないのは二人が釣ったからだけではなく、浅い流れが日に晒されているからで、完璧に石の中に隠れているからである。 全く釣れないまま最終堰堤までやってきて、粘ってみたら14cmが一匹だけ釣られた。 やっぱり、ここで三人目は無理なのだろうか。
やっぱり奥へ行たい。 和歌山ナンバの釣り人が流れが変わっていると云うことからも、早めに行っておかないとまた変わってしまうのだ。 いつ行くか、どこから入るか、何時に行けばいいのか、時間内でどこまで行かれるか、考えることは多い。 さて!
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