もう少し上まで行かねば

tenkara1nen

2024年09月14日 18:00

 2024年9月11日 小菅川の支流の沢へ釣りに行った。 大物がいるかもと思ったが、小さな岩魚ばっかりだった。

 昨日行った一之瀬川の源流は非常に疲れてしまい、比較的楽な場所へ行こうと考える。 小菅川の調子がよくなったこともあって、支流の沢に入ってみることにする。 水量があると竿は振られない狭い場所ということが気になるが、上流まで行けば何とかなるかもしれないのだ。 ここも今年は駄目かね~、と思ったりして。

 朝からとんでもないいい天気である。 だからというわけではないが、催してしまったので道の駅こすげに寄ることにする。 車は数台しかないが、ここの便所はこの時間一つしか使えないので、数台の運転手はみんな順番待ちである。 本来の道の駅には立派な便所があるが、勤務時間しか使えないのである。 何とかしてくれよ~

 フィットは前輪を滑らせながら林道に入り、七時前に停車する。 それでも林道は整備されており、以前のようにフィットが腹をするようなことはないのは素晴らしい。 とても天気がいいのに、真っ暗な林道で真っ暗な流れを見ながら歩く。 今日は奥へ行く予定なので、林道終点から釣り人の路で流れまで歩く。

 最初の落ち込みあたりでは全く反応がない。 それでも諦め切れずに、いつもは流れのない筋に毛鉤を落してみれば、岩魚は出てくる。 写真を撮るまでもない15cmである。 しかしこれが失敗の元で、この後に出てくる岩魚が9cmと10cmだったので、増々写真にならない。 15cmの岩魚を写しておけばよかったと思ったものだ。



 浅い流れでも長く緩やかな流れがあれば、だいたい出てくるのだが決して大きな岩魚ではなく。17cm18cmしかない。 流れは岩盤が見える場所が多いので、毛鉤を落す場所は少ないが、落枝や落石で堰ができていたりすると岩魚がいる。 岩魚は結構顔を出すので、計測や写真で何かと忙しい。



 陸を歩けばキノコが見えるので、ここでも時間を使うことになる。 キノコは釣り人の路でも流れの傍でも見られ、一旦気になると次々と気になってしまう。 こんなことをしている暇はないのだ。 小さな岩魚は無視して、キノコや虫は気にせず先へ行かねば、奥まで到達できないのだ。



 岩魚はどんどん出てくる。 色よいものが咥えていたりすると、20cmを超えているのじゃないかと計測に時間がかかるのだが、結果はいつも18cmを超えない。 小さな岩魚ばっかり見ていると、18cmがとても大きく感じてしまうのである。 外れるものも多いので、きっとその中に大きめのものがいたに違いない。(釣り人の話)


 そんなことをしているので、結局奥まで行かれずに終了を決める。 結局小さな岩魚は10匹を超えたが、ここも大きな岩魚は出てこなかったし、大きめの岩魚さえ出てこなかった。 いったい岩魚はどこへ行ったのだろうか? もう少し上に行かねばならないのか!


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