昨日と同じ流れで釣り
2024年8月3日 昨日と同じ流れで釣った。 先行者はいなかったのに、山女は出なかった。
昨日は山女は釣れないし、先行者もあって途中退場したので、今日また同じ流れにいくのだ。 実は以前出会った釣り人が、「久しぶりにきて、山女は釣れず岩魚が釣れた」、と言っていたので、岩魚のいる流れに変わっているのかもしれない。 そして、どんな岩魚のなのか見たいこともあるのだ。
昨日とまるで同じ場所に留め、同じところの下り、同じ流れに毛鉤を落していく。 そうして、昨日と同じように全く山女も岩魚も出てこない。 昨日道に上がったところまで来ても、一匹の渓流魚も見られていないので、だいたいどこにいるのだろうかと考えてしまう。 殆ど浅瀬なのである。
岩盤が現われると、四角く削られている場所があった。 ここなら酸素もあり、隠れるところもあるかもしれない。 水面に何度落としても浮いてくるものはいないので、流れ込みの下を狙う。 何度目かにやっと引き込まれて、咥えていたの岩魚である。 16cmで小さいが、最初の引きは楽しかった。
浅瀬に石が出ているところに毛鉤を落すとぐっと竿に引きが伝わった。 山女だ! と思ったら岩魚19cmである。 記録した後その浅瀬に近づくと、石のところが深くなっている。 ここで餌を待っていたのかと思いながらも、石の下は開いていないのでちょっと不思議である。 岩魚のいる場所がちょっと違う気がする。
久しぶりの流れは辺りの景色は良い。 岸が切り立った岩盤になっていたりするし、緑が流れにまで落ちてくるようで美しいのだ。 島のような岩が立っていたりするの場所もあるのだ。 山女は出ないし、出てくる岩魚は小さい。 なんだか消化不良である。 ただ、腰が全く痛まないのは良い。
石の周りや浅い流れで岩魚が出てくるのだが、山女は一向に姿を現さない。 私が来始めたころは山女しか出なかったのに、今では岩魚しか出てこない。 小菅村(川)は山女の里と銘打っているが、放流された街の流れでしか山女は出ないのだろうか。 解禁後山女はいたが、夏になるととんとでなくなったようである。 また毛鉤か?
釣りの終了地点である二番堰堤までやってくる。 記憶にある堰堤下の流れは砂利で埋まり毛鉤を落す場所はない。 水が少ないせいなのか、堰堤下のコンクリートが削れているのが分かった。 「あそこにいるかも」 コンクリートの床を歩いて竿を振ったが、無駄な努力である。 脇の斜面を登って戻ろう。
今日は先行者も見えず、私の流れだったと思うのだが、さっぱりの釣りであった。 しかし、久しぶりに来た流れは記憶と大きく違っていた。 また記憶が更新されてよかったし、魚が変わっているかもしれないことも分かったのだ。 さぁ、次はどうする!
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