もう山女は無理だ
2024年5月30日 水量があるときはなるべく広い場所と思って、後山川に行った。 もうすでに、山女は私の相手をしてくれなくなった。
昨日は増水していると考えて、釣ったことのない貝沢川の奥へ行ってきた。 山女の釣りは難しいと改めて知った中でも、後山川ならもう少し相手をしてくれるのではないかと考えた。 例年ではこの時期山女を釣ることはできないのだが、泉水谷の調子がよくて、他も大丈夫かもしれないとも考えているのだ。 明日はまた雨が降るようなので、今日は五月最後の釣りになる。
林道ゲートに六時半に到着したときは車が二台あった。 これは被るかもしれないと思いながら、2kmちょっと後山林道を歩き塩沢林道に入る。 出合いから釣ろとも思ったが、今日は再度滝の上に行かれるかどうかを判断しようと思ったので、少し歩いてから流れに下りる。 山女は反応するが、どうもいつもと違うところにいるようだ。
水量があるので元気なものしか流れの強いところにはいない。 その強い流れが一瞬淀む場所がいいのではないかと毛鉤を落せば、ちゃんと顔を出すのだが、そのような場所はあんまりない。 勢い狭い場所にも毛鉤を落してしまい、山女じゃなくて岩魚が出てくるのである。 こんなことを書いても実際に網に持って来られるのは数少ない。
姿が見えたり、現す山女も多いので、なんとも悔しい事態となって、そのうち頑張ってしまう。 前回もいた淵は一度毛鉤を流せば、山女の姿が何匹も見える。 大きな姿は見えなくとも、何度頑張っても咥えた瞬間が分からないので、シュルシュッと逃げていく。 逃げていってもまた(別の山女が?)現れるので、頑張ってしまうのだ。
そのうち対岸の緩い小さな逆流のところに大きな山女が定位した。 あいつなら咥えるに違いないと毛鉤を送る。 よく見えているので、こちらに気付かれないようにゆっくり竿を振っている。 いった! 咥えろ、咥えろっ! 咥えた~ シュンと竿を立てたがすっぽ抜けてしまい、勢いよく深場に戻っていった。 それでも諦め切れず、時間を使う。
もう一か所頑張ったところは、二筋の落込みの一方が砂場を介して流れ込んでいるところで、その両方に魚影が見えるのだ。 まずは手前の魚影を狙うが、咥えたのか避けたのかさっぱり分からず、10回以上振り込んで諦める。 流れがつながるところを狙うと、これがまた一発で咥えたのだが、見えていない山女が横からかっさらったのである。
大きな石が積み重なった場所には小さな滝があって、だいたいいるので緊張して毛鉤を落せば、確かに咥えた。 だが一瞬で外れてしまい気落ちする。 余りに大きいがっかり感は、その手応えの大きさにあるのだ(釣り人の話)。 一服休憩して気を十分静めてから、高低差のある大石の流れを安全に巻いていく。
二本あった2mほどの落ち込みは砂利で埋まり、深くて渉られなかった淵は余裕で渉られるし、渡った先の落込みは水が少ないので、淵は池のように静かである。 ただ、どちらも山女の姿はなく、すぐに諦める。 いよいよ、前回の終了地点に立つ。 砂利は全く減っておらず毛鉤の落としどころがないのも変わっていない。
暫く、登っていく岩盤のルートを考えているのは、以前何度か登ったルートがどうしても思い出せないからである。 何とか登られそうではあり、途中まで試してみれば、なるほど登られそうである。 戻りのことをその場で考えると、下りは確実に滑り落ち沿いに感じてしまう。 一眼レフのバッグを持っているので、落ちるわけにはいかないのだ。 と云うことで、本日終了とする。
今日の釣りでは、やっぱりもう山女は難しくて無理だということが分かった。 一度違和感を感じたら二度と出ない山女は、しかも大きな毛鉤でテンカラ竿を振り回す私では無理なのだ。 今後は何度でも出てくる岩魚狙いに戻さないといけない。 歩くか! 駐車場所から近くであるか? さぁ、来月から狭い範囲のどこに行こうか。
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