山女ばっかり、後山川

tenkara1nen

2012年07月01日 19:55

 6月30日 先週のリベンジで、後山川の同じ場所に釣りに行った。

 先週釣りに行った後山川では、先行者がいたと思われること、渓流魚に結構振られたこともあり、再び同じ流れに挑戦するのだ。 余り早い時間とは言えないが、明日が雨の予報なので、登山者の車は少ないだろう。 実際、林道ゲートまで来ると、車4台、バイク2台が駐車していて、判断の甘さを露呈する。

 少し下流側に駐車し、急ぎ、林道に入っていく。 すると、ゲートに一人の老人がしゃがんで、FFロッドをいじっていた。 どうしたのか聞くと、ロッドが折れてしまったので戻ってきたという。 まだ朝7時20分である。 実は10年ぶりに来たという老人は、林道の終点まで車で行きたかったらしいが、ゲートが閉じられていたので、しかたなく車の脇の谷に入ったらしい。 険しかったのである。

 目的の場所まで歩き、「ここから入渓」の杖を立て、流れに入る。 先週よりは流れは落ち着いており、水量がちょうどよく、毛鉤を見せられる場所が多い。 最初に出てきたのは、15cmもない岩魚でありながら、毛鉤をしっかり咥えていた。 流れに入ってすぐだったので、今日はリベンジできるぞ、と感じる。

 30cmくらいの落ち込みの両脇が良い。 右岸側に振り込むと、口が出てきたので素早く竿を立てる。 ちょっと早すぎたようで、一瞬の手応えを残して、落ち込みの中へ消えた。 それならと、左岸側に振り込むと、またもや毛鉤が消えた。 今度は上手く合わせて、19cmの山女を引き上げた。 少し小さいが、まだまだ先は長い。

 チャプチャプ出てくるものの、なかなか針がかりしない。 手応えだけを残して皆去っていく。 一度釣りそこなったら、二度と出てこないことから、山女に違いない。 実は、最初に岩魚が出てからは、全て山女しか出てこなかった。 ここは、山女と岩魚の住処が逆転しているのか。 私の毛鉤は大きいので、いつもは山女に嫌われるのであるが・・・

 緩く広~い巻き返しがあった。 流れが緩いので、透明度は増し、毛鉤は一瞬にして見極められる。 そこで、毛鉤が落ちた瞬間に、ピクッと動かす。 毛鉤を巻き込むようにがっちりと咥えたのは、23cmの山女であった。 「いいサイズ」の山女なのだが、毛鉤を巻き込んだ割には引きが弱かった。 先週までの強い流れで力を使い切り、今日は休息日であったのか。

 天気は良いが、陽の光は木の葉に遮られ、流れまで届かない。 アロハを着ているので、どちらかというと肌寒い。 光のある淵にやってきて、流れ出し辺りを流れる毛鉤を、大きな山女がゆっくり咥えた。 「やったー」 ふわっと持ち上げようとしたとき、無常にも針は外れ、山女は勢いよく石の下へ逃げていく。 逃げた山女を、見えなくなっても追いかけて、何度も何度も毛鉤を振り込む。 むなしい! 取り込む前に喜びすぎで、そういうところが、まだまだ素人なのである。 いや~悔しい!

 倒木が流れ込む淵にやってきた。 静かに、忍び足で、腰を屈めて淵を覗く。 いる、いる。 見えるだけで3尾が流れに漂っている。 投げやすい位置の石を選び、腰を下ろしてテンカラを振り回す。 一投目の毛鉤着水で、山女は見えなくなる。 どうしたものかと考えて、淵の別の場所を流したり、誘ったりしていると、山女が戻ってきた。 そして、浮かしたり誘ったりして結局3尾を収容できた。 驚きだったのは、水面を滑らせた大きな毛鉤に、なんと8cmの山女が飛びついたことである。

 この上は倒木が多く、沢から流れ落ちた石が立ちふさがり、十分気をつけなければならない。 20cm以下の山女と遊びながら、箱型の淵へやってきた。 以前来たときも倒木が邪魔をしていたが、相変わらず横たわっている。 この淵最初の一尾に、まんまと逃げられて肩を落とす。 この淵では一尾も釣れず、しばし休憩とする。 休憩だ~

 淵の上は、大きな石が階段状に積み重なり、なかなか危ない。 その中程にある淵に毛鉤を落とした。 「うわ~また出た~」 と、またも大きめの山女が浮いてきて、毛鉤を咥えた。 この淵では、今まで岩魚も山女も出たことはないのである。 だめもとで投げた毛鉤だったのである。 しかし、みんなが思ったとおり外された。
 私はやっぱり諦めきれずに、何度も竿を振る。 また虚しいテンカラか、と思っていると、なんと山女が期待通りに出てくれた。 サイズは逃がしたものより小さいが、それでも21cmだったので、私には「釣果」として記録された。

【本日のまとめ】
 釣果 山女:6尾
 数としては十分満足できる釣行であった
 混生なのに、山女ばっかりが出てきた、不思議だ
 岩魚が最下流で、上は山女だけ、なんだかおかしい
 リベンジ成功、明日は小菅川だ!


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