やっと岩魚が出た

tenkara1nen

2025年03月14日 18:00

 2025年3月12日 小菅川で三時間足らず谷を彷徨った。 そして、目的の丹波川年間パスポートを買いに行った。

 土曜日には丹波川が解禁するので、その前に丹波川の年間パスポートを買っておく必要がある。 解禁日の天気予想はあまり良くないが準備は不可欠なので、今日は小菅川で軽く釣りをして、丹波山村へ向かう予定である。 軽く釣るにはすぐに竿を出せて、岩魚がいる小菅川の沢である。

 今季は岩魚をまだ見ていないので、どうしても見てみたいのである。 水はまだまだ少ないようだが、毛鉤を沈ませることができればきっと出るのだ。 今季何度も駐車場所に先行されていたので、今日も駄目かといざやってくれば、やっぱり駄目である。 しかし車は同じで、車止めもしている山梨ナンバーなので、巡視路の作業に違いないと考えて、少し先に停めて戻って釣ることにする。



 水はまだ少ないので、大きめの淵や小さな堰堤の下を狙う。 沢の低く小さな最終堰堤が最初の場所である。 水が少ないので、そこが丸見えで岩魚の姿は見えない。 この時期は水面近くにいることはないと思いながら、脇の日陰に向かって毛鉤を流せば、岩魚がヒュ~と出てきてパックリ咥える。 今季最初の岩魚は15cmである。 ちゃんと測ればもう少し大きかったかも。

 山道で向かえばいいのに斜面を進むので、残雪が邪魔をして、あっちこっちで滑ってしまう。 まぁ、路でも傾斜のある場所は同じように滑ってしまうので、始末が悪い。 水が少ない沢、小石が溜まった流れは浅いところばかりで、どんどん歩いていくしかない。 期待する流れに一生懸命竿を振るが、どうもおかしいと思っていると、毛鉤が付いていない。 どこで外れたのだろうか? 記憶にない。

 滝の下の小さな落ち込みには、何の反応もないまま10分くらいいただろうか? それは、落ちてくる水が少ないので、落ち込みを登り滝まで行くかどうか考えていたからである。 今日はウェーダを履いていないので絶対濡れるし、下りてくるのは少々不安、てなことを考えて戻ることにする。



 今度は下流にある二つの堰堤を釣ることにする。 他へ回ることも一応は考えたが、今日は丹波山村へ向かうので、景色はともかく近場で竿を振るのだ。 堰堤下の淵は浅くなり、ここもきっちり底が見える。 見えないのは白泡の場所だけなので、そこに毛鉤を潜らせたい。 何度も何度も挑戦してやっといい場所に行ったと思ったところで、ラインが流れに逆らうように動いた。

 ポンと合わせると結構強烈に感じる引きである。 これは! 大物かと一瞬思ったが、引き揚げてみると22cmの岩魚である。 錆びたような黒い岩魚で、これこそ今季初と云いたい岩魚であった。 ここにはもっと岩魚がいるかもしれないと欲を出して、この後淵を離れられなかった。 これが最後と云って竿を振り、また同じことを繰り返した。

 急な斜面を下って登るのは、この時期相当に怖い。 雪が残っているからで、場所によっては雪の下が凍っているからである。 それだけ気を付けて斜面を下って、岩魚が出てこないとがっかり感は増幅し、斜面を登る力がなくなってくる。



 もうここでいいだろうと思った場所は、堰堤から雨のように降ってくる真っ白い場所である。 周りは狭いし、倒木も枝もある。 慎重に振り込んで、スススッと引っ張られる。 引き上げればやっぱり岩魚で19cmである。 小さい割には黒ずんでおり、すっかり痩せてしまっている。 この後も頑張ったが、毛鉤を三本も引っ掛けてしまい、終了するしかなかった。

 釣れなかったが、今日は丹波山村へ行くということで、とっとと林道を下っていく。 道の駅たばやまで、おしゃべりなおばちゃんと話しながら年間パスポートを購入する。 十年以上前の写真を差し出したのに、何も言わずにおしゃべりは続いた。 これで安心して、土曜日に釣りに向かえるというものである。 あとは天候だけである。


あなたにおススメの記事
関連記事