丹波川が解禁した!

tenkara1nen

2018年03月18日 21:00

 2018年3月16日 とうとう丹波川が解禁した。 これで、私の行くべき渓流は開いたことになる。 さっそく年間パスポートを買いに行ってきた。


「会社を休んでまで行くところ?」
「そうだよ、俺にとってはな!」
「仕事よりも?」
「ん~~」




 分が悪い時には車に乗って、さっさと丹波山村へ向かう。 テレビの言う通り天気が良くない。 午後からは雨になったりするらしいが、きっとこれは外れる。 温かい中を、西に向かって大菩薩ラインを走る。 梅が咲き、染井吉野以外の桜は咲き始めている。 ゆっくり歩きたい気持ちもあるが、今は、この時期は釣りで山を歩くのだ。 一応平日なので、大型のトラックがたくさん走っているのは、我慢しなければならない。 すでに仕事の開始時間が迫っているのだ。



 今にも泣きそうな空の下を丹波山村へ向かって走っていく。 今日は平日なので、漁協は必ず開いているはずなのだ。 丹波山村唯一の信号の脇に漁協はある。 むむっ、車が二台も停まっている。 仕方なく信号の脇に停車し、漁協の扉を開ける。 おおっと、鍵がかかっている。 なんだよ~ 「橋を渡って買いなー」 村民の意見に一票。 結局、いつものようにお富さんで年券を買う。 解禁日はどうだった?とオヤジに問うと、「こない!」と一言、そして、「水が出たから下が良い」という。 上へ行こうと思っていると言うと、やっぱり「下に流されたので、上は駄目」という。 私は融通が利かないというか、勧められる方法が嫌というか、今日はどうしても一之瀬川へ行くのである。



 思った以上に寒くなっていて、とても窓を開けていられない。 この寒さである、釣り人はやっぱり村の中に集中しているようで、泉水にも車は少ない。 まだまだ放流地点に集中しているようで、今日あたりは上流部はチャンスなのである。 人はいないけれど、魚はまだ動かない、それでもチャンスか? 二之瀬橋の袂に車を停めて、今までは放流されていた淵を覗いてみる。 魚影は1~2見えるが、どうも小さい。 他の場所には全く見えないので、この場所は諦めて、橋の上の堰堤から釣りことにした。 穴だらけのウェーダを履いて、流れに入っていく。



 いい流れになっている。 わたし好みの流れである。 少々浅いが、高低差が少なくて丁度いいのだ。 ここの山女は、もしかするとあまごで、躊躇なく私の毛鉤を咥えてくる。 さっそく中島川との出合いの下で17cmの山女が出てきた。 幸先よいと、すぐ上の出合いのぶつかりに毛鉤を流すとまたしても山女が出てきた。 しかし、これはもしかするとあまごで、わずかな数の橙色の斑点がある18cmなのだ。 そして、い小さいけれども白い岩魚も出てきた。 最初から3種類の渓流魚が出てきたので、寒くても体は熱くなる(気のせい?)。



 今にも落ちてきそうなバンガローの下を素早く通り抜けると、キャンプ場の便所が見える。 その下には、低い落ち込みにもかかわらず、大きめの淵がある。 毛鉤を流していると、白泡から渓流魚が出てきた。 咥えなかったが、そのまま静かな場所に留まっている。 山女のようである。 もう一度毛鉤を流すと、水中で反転して咥えた。 ポンと合わせると、強烈な引きが楽しい。 ドキドキしながら、慌てて網を差し出し収容すると、私としてはあまり見たことのない25cmもの大きさの山女であった。 素晴らしい、この時期放流魚でない?ひれの綺麗な山女とは、運がよい。 今年は運がいいかも!



 今日の中川は、淵にも流れにも山女がいる。 淵では岩魚も出てきて、天気が良くなくても良い釣りである。 キャンプ場への橋までやってくる間に、山女、あまご、岩魚が10匹出てきたので、まぁだいぶ満足している。 それでも、もう少し上まで釣り上り、山女と岩魚を4匹追加したところで立ち止まる。 天候が、相当に怪しいのである。 釣り上ってきた流れは、水が出た跡も生々しく、今出たらと思うと怖くなってくる。 ここらで中止しようと、斜面を登って林道に立つ。



 車まで戻る間に雨が降り始め、ウェーダを脱いだ後には雨は本降りになった。 もっと釣りたい気持ちはあったが、天気が良くなくては気分が良くないので、明日がんばろうとフィットは自宅へ向かう。


山女か?あまごか?


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