休養は小菅川で

tenkara1nen

2016年06月14日 21:30

 6月12日 小菅川で釣りを楽しみ、休養した。
 明日は人間ドックです。 悪いところが沢山あるはずなのに、なかなか「悪い」と云ってくれないので、明日こそはと・・・ なんか違うような気もしますが、実際調子が悪いので、治さなければならない対象をはっきりしてもらいたいのです。 どうなりますかね~

 目覚めが悪い。 理由は簡単で、昨日のトレッキング(釣り)の疲れが全く取れないのである。 こんなときには、いつもの小菅川がよい。 源流部でも、高低差のない流れである雄滝までならどこでもよいのである。 ただ、歩きやすい平瀬が多いので、水が少なくなると、少し躊躇する。 まぁ、今日は疲れないところがよいので・・・ 渓川の散歩と位置付ければよい。

 白糸の滝駐車場より下流に停めて、仕事路で谷へ下りる。 仕事路は整備されていて歩きやすいが、すぐに釣り人が作った路へ入り、堰堤の上に降り立った。 水はとっても少なかったけれども、空気が澄んでいるのか、日当たりの関係か、景色の色がよい。 ここに色のよい渓流魚がいれば最高に興奮するところであるが、ここで魚に出合ったことはない。

 砂利底の伏流になったような流れなので、水が少ないときには、流れが曲がるところにある若干深い溜りだけが、竿を振るべきところとなる。 小さな山女の姿が見える。 腰をかがめて遠くから毛鉤を投げ込む。 水面しか見えないので、山女の動きが見えないのだが、水面に全く異常がないところを見ると、散ってしまったのかもしれない。 じわじわ近づきながら、竿を振るも、異常なし。 真横に来たときには、誰もいない。

 日当りの良い浅瀬を歩いていると、5cmにも満たない山女の集団を見た。 これはあまりに小さすぎると思いながら少し上流を見ると、15~6cmであろうか、これまた集団で泳いでいた。 これなら毛鉤に反応するのではないかと思って、しきりに毛鉤を飛ばしたが、逃げ惑うだけで一向に毛鉤を咥えようとしない。 どのくらい粘ったであろうか、ついでに浮かせても見たが駄目だった。

 その上の溜りには魚影がなく、反応もない。 浅い瀬であっても、倒木の下のちょっとしたところに渓流魚は潜む。 残念ながらそんな場所に毛鉤を落とすことができずに、仕事路が小菅川を渡るところまでやってきた。 3箇所の有望な流れ(溜り)では、一匹も釣ることができなかった。 「これじゃぁ」と、沢に入っていくことにした。 今までの日当たりの良い河原から真っ暗な谷へ入っていくのだ。

 この谷には毛鉤を落とせるところがないのであるが、何とか1mでも毛鉤を流せるところがあればと考えたのである。 出合いの滝までに、一箇所だけ上から毛鉤を落とせるところがある。 毛鉤を投げ込み、白泡が途切れる辺りに留めるのである。 二度目だったか、岩魚が白泡から出て、毛鉤を咥えた。 おぉ、と言う感じで、持ち上げて網に入れる。 こんなところにいるにしては、とってもいい大きさ(18cm)と色をしていた。

 このあとは、出合いの滝の下しか振り込めない。 それも、この滝には滝壺らしきものが存在しないので、浅いであろう流れに毛鉤を放り込むしかないのである。 こんな場所は岩魚が底に沈んでいるか、流れ出し近くにいる。 姿は全く捉えることはできないが、とりあえず落ち込みに毛鉤を放り込んでみる。 引っかかったような感じなので、とりあえず竿を立ててみる。 咥えている!!

 一瞬にして引っ張り出し、網に収めると22cmの岩魚である。 小菅川では、本川に山女がおり、支流(山葵田)に岩魚がいるのだ。 暗すぎていい写真は撮れなかったが、綺麗な岩魚には違いない。 この滝上は、いきなり山葵田跡となり、二度ほど遡っていったが、振り込める場所がなかった。 当然岩魚も出てこなかったのだが、お城のような石垣の二股の片方しか遡っていないので、機会?があれば、また歩いてみようと思う。

 本川に戻り、さっさと上流へ歩き、またまた沢に入る。 南向きの斜面から流れる沢の水は、北向きの斜面の流れとは、極端に水量が違う。 10mほど入って、すぐに諦め、再び本線を遡る。 流れの端を歩いているのだが、突然フェルトと思われる靴の跡を見てしまった。 はは~ん 白糸の滝駐車場から直接下りてきたのだな。 これで釣れない理由のひとつは確保したのであるが、このあと靴跡はいい場所では必ず見ることになる。

 山女の場所は、全く反応がない。 しかたなく、FFではまず毛鉤を落とせない、餌釣りならば絶対餌を入れない場所を探して、そう云いながらも雰囲気がよければ毛鉤を振り込みながら遡る。 小さな小さな巻き返し、見た目は浅い場所に毛鉤を落とす。 やっと出てきた。 小気味良い引きを明るい流れで感じられた、本川で初めての岩魚である。 浅いと思った場所は、一定の深さがあったのだ。

 そのような場所でもう一箇所、やっぱり岩魚が出てきて、今日は少ないチャンスを生かせているんだと、鼻が高くなっている。 樹木に覆われた暗い淵では、一発目に山女が咥えたようだったが、竿を立てる前に毛鉤は放された。 そのつきの淵では、これ見よがしに水面から口が出ていたが、私の毛鉤が落ちた後から、水面は静かになってしまう。 なんだか小菅の山女はきつい。 もうちょっと余裕を持って、毛鉤に文句言わずに咥えてくれないと、私の釣りにならない。

 左右から沢が出合い、とうとう本日最後の堰堤前である。 白糸沢(今倉沢)の一番下の淵には山女が泳いでいる。 いったん下がって毛鉤を落とすが、毛鉤が見えないので感触で竿を立てなければならない。 それが失敗する。 ラインを張っていたにもかかわらず、感触があったときには毛鉤を離していた。 なんて難しい山女だろうか。

 堰堤前の大きな深場(今は相当に浅くなった)に毛鉤を落とす。 一発目で咥えた感触があり、横に竿を立てる。 そうなんです、一回目で合わせ切れないと、二度と出てこないのである。 この日、最初で最後の山女が網に入った。 18cmであまり大きいとはいえないが、この流れでずっと惜敗していたので、大きさはともかく、いい色の山女は小菅の色でよかった。

 このあと、山葵田があるであろう急斜面を登り、ニホンカワトンボを散々観察して車に戻った。





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