丹波川の解禁

tenkara1nen

2016年03月21日 22:45

 3月19日 先日、解禁した丹波川に、やっと釣りに行くことができた。

 やっと丹波川領域が解禁になったので、早速行ってきた。 待ちに待った解禁で、ちゃんとスピード写真も用意していた。 この写真では女房が多くの意見を述べたが、私としては写真と一年間過ごさなければならないのである。 見ないようにしよう。

 家を出るときに車に水滴は付いていたが、空には青空が見えていた。 明け方まで雨が降ったのである。 天気予報は曇天、小雨模様であったが、それを打ち消す青空にドキドキする。 多摩川上流を目指して進むと、なんと天気予報通り雨が降り始め、丹波山村に到着したころには傘なしでは歩けなくなっていた。

 道の駅に立ち寄り年間パスポートを購入する。 観光案内所が開くのと同時に年間パスポートを作った。 案内所の兄ちゃんが手を抜いたものか、スピード写真の他は何も書かれていない。 名前も住所も、何もかも書かれていない年間パスポートは有効なのだろうか。 まぁ係の人がやったことなので・・・

 雨は止まなくても釣り人は川に沢山いた。 そのほとんどが餌釣りであったのは、雨の降る中、増水した流れは毛鉤には難しいからなのだろうか、それとも雨の雰囲気が釣りに向いていないのか。 恐らく後者であろう、私もこの状況は釣りをしたいと思わないのである。 しかも街中の流れの水量は多すぎる。 上流を目指し国道を遡る。

 雨は降っていたが、泉水谷の林道駐車スペースに寄ってみた。 すると、驚くことに車が一台もない。 傘を差して渓の流れを覗いてみると、白い流れが多く見え、水流は強いようである。 車が一台もいないことは初めてかもしれない、チャ~ンス! ・・・ しかし雨が降っているので~ ・・・ もっと上流を目指す。

 雨のせいかもしれないが、だんだん?と寒くなってきた。 雪の残った山を見ながら林道を進み、一之瀬集落へ入っていくが、ここにも車は一台もない。 それよりも、天候が回復し青空が見え始めたことに、釣りの意欲が、渓流に入っていくことが楽しみになる。 車は一台もない、つまり釣り人が一人もいないということなのである。

 渓の浅い集落の中に車を停めて、準備する。 昨年までは放流のあった流れなので、多少水が多くても、自然の魚が石の下にいたとしても、出てくるだろうと思ったのだ。 流れの雰囲気は小川であるものの、今までは数匹が出てきてくれたものである。 雪が残る堰堤から、流れに入っていく。 いい天気になった。

 流れに入り、最初に毛鉤をお見舞いした流れから出てきた。 流心近くを流したにもかかわらず、しっかりと咥えてくれたのは、17cmの山女である。 形からするとあまごのような気もするが、橙色の斑点がなく、体が青く綺麗なことから山女である。 ここの流れにいる山女の特徴で、小さくても丹波川漁協2016年最初の一匹は嬉しい。

 だらだらと小川を歩いて行く。 まったく反応がないのは、まだ渓流シーズンに達していないのか。 ただ、青い空の下いい天気の流れを歩くことができるのが救いである。 成果は、キャンプ場への端まで、ただの一匹しか出てこない。 もしかすると、キャンプしていた二人の男性が、この辺りを釣ったのかもしれない、と釣れない理由を考える。

 小さな山女がたくさん見えるところがあった。 彼女らは、私の毛鉤に興味を示すが、咥えることはない。 その奥の巻き返しにちょっとだけと思って毛鉤を落とすと、山女が見えてしっかり毛鉤を咥えた。 会心とはいかないまでも、毛鉤を咥える姿が見えることは、いつも興奮する。 ただ出てきたのは、やっぱり小さな山女でる。

 小川ではあるが、倒木が多く、テンカラは非常に振りにくい。 そんな場所が多くて、そういう場所に限って山女の姿が見えるのである。 当然振り込もうとするが、毛鉤が森に消えていき、山女も石に消えていく。 山女が定位しているところを見つけた。 そっと毛鉤を落とすと、素早く山女が近づき、素早く逃げ去った。

 堰堤を越え、橋を潜り、また堰堤で終了とした。 今年の解禁は釣れない。 そんな実感は、毎年のことなのか、それとも本当に今年のことなのか、定かではないが・・・「釣れない」 丹波川の解禁はこうして終了した。 そのうち他の支流も行かなければと、土日の天候を祈る。





あなたにおススメの記事
関連記事