昼まで小菅川

tenkara1nen

2015年04月20日 22:00

 4月19日 今日はHondaに行くので、小菅川で昼までの釣りである。

 五時半に家を出た。 すでに空は青くなり、陽も上がっていた。 昨日散々な釣りだったので、今日は期待を裏切らない小菅川へ向かている。 気温はやっぱり低く、もみじ橋で6℃である。 今日は曇ってはいるが、暖かくなるとテレビが云うのを信じて、上着を持ってきていないので、なおさら寒く感じるのだろう。

 昨日の疲れは取れず、足が凝っているので、高低差のないところをのんびりと釣り上るのである。 漁協の放流のない源流部に入り、二番目の駐車スペースを入渓地点に決める。 薄曇りで太陽が時々顔を出す中、着替えていると車が二台、上流へ向かって行った。 ここも結構人気の流れであることを実感する。

 平坦な浅い瀬が多く、流れが曲がったところしか深場はない。 しかし今日は二日前までの雨で、流れの筋が変わり、浅い瀬も厚みのある流れに変わっている。 山女でも、まだ瀬に出ているとは思えなかったが、とりあえず「パチャパチャ」毛鉤を落としながら歩く。 流れを楽しむには、やはり適度に魚が出てほしいものである。

 上流に壊れた山葵田のある沢に入ってみると、チャプチャプと岩魚が出てくるが、みんな外れる。 おそらく小さいのだと考えて、毛鉤をもっと大きくして、小さな岩魚を排除する。 で、で、最初に出てくれたのが、21cmの岩魚である。 サビが取れたような色で、これが小菅の岩魚であろう。 岩魚を見たので、すぐに本流へ戻ると、びっくりした。

 何故びっくりしたかというと、ルアーマンがいたのである。 最初は岩の陰でわからなかったのであるが、目と鼻の先にルアーが飛んできて判明した。 下流を見るともうひとりいて、ともにルアーを投げている。 この二人とは、最初に現れる堰堤まで、付かず離れず釣り上ることとなる。

 やっと山女が釣れて、写真をやたらに撮る。 なかなかいい色に写せなくて、諦めて顔を上げると、目の前でルアーマンが竿を振っていた。 どうしよう、最初の堰堤は見えている。 「ん~~~」 と考えて、堰堤までは私が先頭を切ることを宣言して、さっさと歩く。 いい感じの流れだが、後ろに付かれていることが気になって、さっさと歩いたのである。

 堰堤の下には淵がない、堰堤の幅は広いが2~3mで水がなくなるのである。 その落ち込みにラインごと投げ込み、感触だけで底を探る。 なかなか当たりは伝わないが・・・  うぉ~うぉ~~  切れた~~  ものすごいビクビク感が伝わり、竿が満月になり、ハリスが切れたのである。 力任せ駄目なんだよ~ ハリスにこぶができ、擦り傷があったりしたら駄目なんだよ~

 力なくラインを触っていると、下流のルアーマンが堰堤を登っていた。 感情は、今外れた岩魚(きっと岩魚)が惜しくて、惜しくてならず、先へ行く気が湧かずにルアーマンにエールを送るのか精一杯であった。 毛鉤はやっぱり最大のものを結んだうえで竿をたたむ。 川を下り、入渓地点に戻るのである。

 実は、実際には戻らず谷に入り、その後雨が降って来たので終了としたのであった。 岩魚しか釣れなかったが、とても色白の綺麗な岩魚に出合えてよかった。 でも、この谷にはもう二度と入らないかもしれない。 そのくらい恐ろしい道であったのだ。



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