私の渓流終了、禁漁間近

tenkara1nen

2011年09月26日 23:50

 9月25日 渓流最終日は小菅川へ行く。 昨日(9月24日)のこともあるので、ぜひ行くのだ。
 今日からまた一週間が始まり、週末は10月になります。 休みが取れないかな~なんて思いながら、このブログを書いています。 先週は中三日を休んだんですが、台風とその雨で予定が狂い、結局思うような一週間にならなかったので楽しみにしていた分、余計に欲求不満です。
 今日が私の渓流最終日だというのに、6時前まで寝てしまった。 素早く準備を整え、車に乗り込み、小菅川の昨日と同じ場所を目指す。 途中深山橋の温度計は14度を知らせる。 慌てていたのだろう、昨日と同じ半袖のシャツしか着ていない。 渓流はきっと今日も寒いのだろうなと、他人事のように思うしかない。

 白糸の滝駐車場への到着は8時少し前で、車両は6台が駐車している。 一台は軽トラックなので山仕事、もう一台は今帰るところである。 渓流が禁漁になるまでで最終日曜日となるこの日は、釣り人の考えがみんな同じになるのだ。 ここに停めて上に行くか、下に戻るか、コーヒーを飲みながら、しばし考える。

 下もめぼしい入渓路には車があり、空いているのは一つ下の駐車スペースだけである。 ここの流れは、砂利が野球場位の広さに溜り、その一部を申し訳なさそうに、チョロチョロと流れるのである。 その浅いザラ瀬が何百メートルも続いていたのが、砂利は2~3m削られて、昔の流れが見えているところが多い。 驚きの景色である。 流れも元の姿に近くなっている。

 瀬でも深場がところどころにある。 儀助沢出合いに下りてすぐの小菅川に、第一投を投じる。 「おぉ、追ってきた」 もう一度、もう一度、ちょっと誘うか?、もう一度。 「出たー!」 焦るな、網を出せ、素早く取り込め、バーブレスフックに耐えられる時間は短い。 ネットに入った後に毛鉤が外れたのは、ここではあまり釣ったことのない22cm山女であった。 婚姻色も鮮やかで幅広なので、サイズよりも大きく見える。 「ここは正解かも」

 良い感じの渓流なのにウェーダの水漏れが気にかかり、良い位置に立つたびに足に冷たさが伝わる。 諦め気味に釣り上がったのが功を奏したのか、流れからも巻き返しからも渓流魚が出てくる。 が、ネットまで持ってこれるのは数少ない。 つまり、計測できないのである。

 久しぶりの流れ、岩場ばかりの流れでなく、広い瀬の流れも良い。 6回外され、岩魚一尾が出た後に、毛鉤を咥えた21cmの山女が綺麗である。 この山女も側線辺りの色が濃く、山女らしい山女である。 そしてまた、出てきた山女は肛門?が飛び出していて、今にも卵を生みそうである。 外される回数も相当多いが、それでも山女が出てきて、その中には良いサイズもいるので、気分よく遡行する。

 白糸沢が近いカーブは、邪魔な倒木やガレ場が消えており、すばらしい渓相が戻っていた。 外される回数も多いが、21cm、22cmの山女も出てきた。 ほとんどが流れの中や流れの脇から出ており、巻き返しからは小さな岩魚ばかりである。 このくらいの水量で適度な白泡が良いのかも知れない。 ちょこっと見方を変えなければならない。

 帰りは白糸の滝駐車場に上がらずに入渓地点の下流を検索する。 下りている途中で小菅村漁協のKさんと彼のルアーの先生が上がってきた。 川の渓相が昔に戻ってきたことを「良かった」と、腰を下ろして煙草をふかす。 Kさんは「来年は良くなる」と力を込めて話していた。 私も楽しみである。

 下流側も大きな石が現れた良い瀬に変化している。 ただ、下流の堰堤近くまで回り込んで釣り上がったにもかかわらず、16cmの山女しか出てこなかった。 Kさんたちも釣りあがってきているし、餌釣師もいたというので、釣れなくても落ち込む必要はない。 と言っておこう。

 最後に狩場沢によってみる。 従来狩場沢へは木の橋を2つ渡るのだが、この2つとも流され使えない。 狭い沢を勢いよく流れるさまは、一つの生き物のようにも見え、白い帯が出合いの滝まで続く。 本流から見る流れは、全く釣りになりそうにない。 しかし滝までは検索する。 やはり打ち込む場所はなく、1ヶ所何とか振り込めるところがあり、コントロール良く毛ばりを落とすと、手応えだけはあった。

 今日は終了と、仕事道でラインを巻いていると、脇から「よぉ!」と声がして人が現れた。 これは熊が出たかと思うくらいの驚きであった。 この人は小菅村の狩人で、駆除のために山に入ったそうである。 林道まで一緒に歩き、話し好きが幸いしたのか、いろいろな話を聞くことができた。
 駆除は二人以上でないといけない
 熊は先週も出た、尾根辺りには鹿が多い
 背負ったリュックに熊が入る
 下の堰堤と堰堤の間では魚篭2つ分の山女を釣った

 最後まで、今日の獲物の件は話してくれなかったが、背負ったリュックは丸みをおびていた。 書き忘れたが、この狩人が川を渡るのに倒木を使ったのには驚いた。 背負っていた銃を手に持ち直し、起用にブレもせず、さっさと細い倒木を渡ったのである。 今度会ったら獲物の話をしてみたいものである。

【本日のまとめ】
 釣果 山女:5尾
 ザラ瀬は2~3m削られ、元の流れが見えてきた
 小菅川の来年が楽しみである
 とうとう渓流シューズも使用不能、次はどうする


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