峠越えの猿
峠越えの県道では初めて猿を見た。 今川峠の北側である。
小菅村から今川峠を越えて丹波山村に向かっている。 釣りを早めに切り上げて、隣村の渓流釣り年券を求めるためである。 この道では動物に出合ったことがないので、特に期待はしていないし、心の準備もない。 そこに、突然猿が出てきたので心が揺れた。
猿は道渡っていたが、慌ててブレーキを踏むと猿も立ち止まって、こっちを見る。 そして尻をこっちに向けて、元来た方に向いて止まる。 本当は道を渡りたくないのか、山側には何かあるのか、彼はいったい何を望んでいるのだろうか。 静穏モードのフィットでも、動けば逃げていくのだ。
この日の朝、小菅村の国道で猿の群れを見ていたので、その猿たちが私が釣っている間に峠を越えてきたのであろうか。 いやいや、それにしては遠いような気もするし、二つの群れにしては近いような気もする。 猿たちは一か所で食い尽くさず、適度に食べては移動するというから、頭がいい動物なのだからどこにいてもおかしくはない。
以前見たように、もっと近くで見られないものか。
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