丹波川支流のあまごは何処

tenkara1nen

2009年06月21日 01:00

 6月20日 丹波川支流に釣りに行った。

 最近は疲れが取れなくて、土日に早く起きることがほとんどできない。 今日は6時に家を出て、7時30分頃林道入り口に到着した。 先行車両は3台、今日は少ない。

準備をしていると、軽自動車が到着し、私よりかなり年配の方が降りてきた。
 「釣りですか。餌は何ですか?」
 「テンカラなので、餌は使わず、毛鉤です。」
 「そうですか。ここだと何が釣れるのですか・・・
 ・・・
 釣りの話しが続き、彼が依然住んでいた伊豆であまご釣りの話、餌や釣った魚の大きさを話して、これから黒川金山跡に行くこと、奥さんのことを延々と話をして、私の準備が終わっても、話し続けられた。 相当寂しいのかな、などと勝手に想像し、20分ほど付き合って、分かれた。

 今日は林道を4Kmほど歩き、立岩から入渓する。 入渓前にメモを取っていると、既に足がいたい、腰にきている。 そんなことより、入渓地点のこの淵に第一投をとりあえず振り込む。

 第一投目から、元気よく飛び出してきた。 計測の結果16cm幸先のよい小さな山女であった。
 ナメを越え、次の淵の流れの中心を流すと、その毛鉤を追う渓流魚が見えた。 もう一度流す、また追いかけてきたが、食わない。 もう一度流すと、今度は勢いよく反転する渓流魚が見えた。 タイミングばっちり、二尾もあっさり手に入れた。

 このあたりは淵が多く、いかにも渓流魚がいそうな景色だ。 大石の影にいる大きな影を発見した。 慎重に毛鉤を振り込んだつもりだったが、勢いよく落ちたようで、一目散に逃げられた。 それでも何度か、元いたところを狙っていると、小さなヤマメが出てきた。 残念。 沢が出会うゴーロ帯を乗り越えると、そこにはこのあたりでよく見かける木の橋が現れた。 登山道か、仕事道かは分からないが、どうもこの谷に出会う沢へ向かっているようだ。
 この後は、樹木が覆いかぶさるところが多く、新米テンカラ師には、課題が多い。 つまり、木が邪魔なのだ。 そのために、毛鉤を変更せざるを得なくなった。 なぜなら、木が私の大事な毛鉤を咥えてしまったのだ。 毛鉤を白と赤の逆さ毛鉤に変更して、先へ行く。 魚は挨拶にたびたび出てくれるが、小さい者たちが多く、釣るのが難しい。

 そんな中で、久しぶりに手ごたえがあった。 倒木が守る淵の流れに、やさしく振り込んだ毛鉤に「じゃぶっ」と飛び出した。 この反応は、久しぶりだったので、驚きと嬉しさが鮮明に心に刻まれた。 計測の結果23cmの本日の優勝山女である。
 そろそろ路へ上がろうかと考えながら、日差しの指す小さな淵に振り込む。 肩までしっかり流すと、落ちる寸前で飛び出した。 計測の結果15cmの小さなヤマメであった。 今日の渓は、少し濁りが出ているのか、もともとこんな色なのか、なんとなくぼんやりと見える。

 そんなこんなで、1m2mの小さな滝が重なったところへ来たところで、そろそろ切り上げようと考える。 しかし今日の行程は、滝が無く、淵が多く、たぶん魚も多い。 ただ、歩く距離が長く、私はそう何度もこれそうに無い。(と言いながらまた来るぞっと)

 以前この渓に来たときにはあまごがいた(釣った)が、今日はいない(釣れなかった)。 あまごはどこへ行ったのだろうか。 岩魚はいるのだろうか、もっと奥へ行けばいるのだろうか。 と次回のことを考える私は、分かるまで何度でも来るつもりだ。


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