山女がいても・・・
2025年3月18日 丹波川解禁日に行かれなかった泉水谷に行った。 寒い日にもかかわらず、広い場所には山女がたくさん見えたのに、私に釣る技術はなかった。
丹波川の解禁がこの15日であった。 それに合わせて泉水谷に行くのだが、街では
4℃だった気温が
-2℃になっている。 さすがにこれだけ寒いと釣り人もいないだろうとゲート前にやってくると、意に反して車が一台ある。 どんなときにも釣り人は釣りをするのだ。 (それはお前だ!)
青空が広がり、とても明るく日差しが強い国道なのに、泉水谷は暗く空だけが青く見える。 残雪はほとんどないなか、林道から谷を覗けば、徐々に残雪が多くなってくる。 しばらく歩いて日向になると、明暗差で目がおかしくなるくらいで、残雪も遠くにしか見えなくなる。 3kp手前から釣り始める。
明暗の境目に立っているので、水面に目を合わせられず困る。 水面を睨みつけながら毛鉤を流すとチャプッと反応がある。 私の毛鉤に反応したのかどうかは分からないが、再び流すと、今度もチャプッと水面が変化し、山女がちゃんと咥えてくれた。 最初から気持ちよい出方だが、捕ってはいけない大きさである。
幸先いいと思いながらも次の流れでは外されてしまい、わ~とん~の繰り返しである。 しかしながら、山女が結構いることは分かったので、あとは私のアームにかかっていると意欲が湧いてくる。 確かに山女の泳ぐ姿は見えている。 だいたい皆、深いところにいるので、毛鉤が見えないのかもしれない。
だいたい広いところにいるので、だらだらにラインを緩めるて毛鉤を流す。 そんな時には咥えたことが割らず、咥えたと感じたときには手遅れだったりする。 やっぱり水面近くに出てくれないと、合わせることができないのである。 これは、小さな山女は餌の捕獲が下手で、しかも私の毛鉤にすぐに気付くからである。
そんな山女たちは八カ所で私をおちょくってさぞ楽しかったことだろうが、私はその度に時間を使い悔しさだけが立っていく。 ずいぶん粘ったところでは、咥えたのが分かってビビビッと竿が震えたのに外れた。 これが最も悔しかった山女で、ここまで釣れた小さな山女じゃない引きだったからである。
水中の山女が写せるのじゃないかと、水に手を突っ込むととんでもない冷たさで、すぐに手を引いても真っ赤になっている。 肝心の山女は、たくさんいたはずなのにわずかに一匹だけしか残っていない。 透明度が高くても、直射日光が入らないと余りと奧は見えないのである。
林道から流れに下りて、再び林道に上がって流れに下りること二回。 3kp手前から4kpの先まで釣りながら歩いたので、最後に立岩で林道に上がった時には腰が痛くなる。 釣れた山女はたったの二匹、しかも小さい。 山女は数えきれず見えたのに釣れないのは、皆小さいからと考えて、大きくなるのを待つしかない。 それとも寒いからか。
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