キマダラヒカゲが出た
春のキマダラヒカゲをやっと見られた。 チラチラ飛んで、高くまで上がったかと思えばすぐ下りてくる色濃いヤマキマダラヒカゲであった。
少し前からどうもキマダラヒカゲじゃないかと思う蝶を見ていたが、どうしても確定できる姿が見られなかった。 飛び上がった蝶を見て立ち止まり、蝶の行方を確認してじわっと近付く。 しまった! 少々遠いので大丈夫と思っても気付かれたようで、ふっと飛び上がってしまう。
私の周りを飛ぶので、待てば、もしかしたら私につかまるかもしれない。 もう少しで捕まえられるというところで、私から遠ざかり倒木に下りた。 今日は汗を掻いているので、女房の言う「臭い!」かもしれない。 まぁいい。 今度は逃げられないようにゆっくり遠巻きに動いて捉える。
キマダラヒカゲであることは確かなのだが、ヤマキマダラヒカゲか、サトキマダラヒカゲかが現場では分からなかった。 家に戻って拡大して見ればヤマキマダラヒカゲである。 まぁ、私は山にいると思っているので、当然と云えば当然である。
「ヤマ」と「サト」の境界はどこにあるのだろうか? 変なことが気になった。
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