悠々ヒキガエル

tenkara1nen

2024年09月11日 18:00

 べったりと林道に構えるヒキガエル、水道局の車が来ても悠々と歩くだけだった。

 ヒキガエルは渓流ではよく見るし、春は道にいる姿も見るが、秋にコンクリートの道路で見ることは少ない。 釣りから林道に戻ってくると、真っ白いコンクリート舗装の道路にヒキガエルが座っていた。 私が周りを動きながら見ていても動かない。 すると、下の方から車の上がってくる音が聞こえてきたので、端に除けると、ヒキガエルもヨタヨタと或いは悠々と路肩に向かって歩いていく。

 私は怖くなくても車は怖いのである。 しかも遠くの音もしくは振動を捉えて、身の危険を感じたのだから凄い察知能力である。 それにしても、ヒキガエルは何故跳ねて逃げないのだろうか? 跳ばなくても逃げられるほど遠くの危険を察知できるからだろうか? それとも、ヒキガエルは跳ねることができないのだろうか? 後ろ足は飾りか!


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