本川から釣らないと

tenkara1nen

2023年07月01日 18:00

 2023年6月28日 小常木谷、火打石谷をちょっとだけ釣った。 下流に釣り人が現われ、すぐに沢登りに抜かれて、短い釣りになった。 流れの様子は分かった。

 昨年の12月に岩岳に登った。 小常木谷と火打石谷の出合いを通り小常木谷に沿って登ったのだが、その時に岩魚の姿を確認したので、行かなければと考えていた。 昔々、丹波川出合いから一度だけ釣り上ったことがあるのだが、その時は印象が良くなかった。 滝が多く疲れ、おまけに沢登りの団体に抜かれたのである。 今回はどうだろう。

 余慶橋には車があったもののだいたいが本川を釣る人なので、心配なく反対側の路肩に駐車する。 車はほとんど通過しないので、国道での準備もあまり恥かしくはない。 すぐに山路に入っていくが、ちょっとだけ丹波川本川から入るか悩んだ。 水量があって出合いに辿り着けないと困るので、すぐに諦めて路を登っていく。



 モノレールに沿って進めばよく、しかもモノレールのキロポストもあるので、後どのくらいかすぐ分かる。 これも下見があってのことである。 しかし、600mを過ぎて流れが見えたとき、「レール破損のため これ以上先 通行禁止」も同時に見えた。 「えぇっ」 これはいったい何だと近づいていけば、流れに下りる急斜面に落石があり、流れを渡るレールには流木が絡まっている。 700mPまで下りて流れに立つ。



 先ずはナメトロに向かって下り、流れの様子、遡行して来られるのかを探ろうと下流へ向かう。 すると、下っていくまでもなく釣り人が二人見えた。 何処へ行くかと問われて、上へ行くと云えば、自分らは本川に戻るという。 もう少しナメトロの様子を探りたいと思っていたが、釣りにならないと思って、出合いに戻る。



 山路から見た岩魚がいた場所にやってきて、慎重に毛鉤の間合いを詰める。 山女だったかもしれないから慎重になっているのであるが、いざ毛鉤を落せば岩魚が出てきた。 やっぱり岩魚だったのかと思ったが、あれからずいぶん水が出て、河床は岩盤が見える状態になっているので、まず違う岩魚なのだろう。



 これからと思って顔を上げると、隣の山路に二人の沢登りがいた。 彼らは会釈だけしてズンズンと先へ行き、桟橋を渡った後流れに下りた。 「いや~、これじゃぁ釣りにならない!」 それでも竿を振りながら登っていくが、さっぱり当たりはない。 「ん~?どうしよう」 そんな時に都合よく目の前の淵を上れないので、戻ることにする。



 出合いまで戻って火打石谷に竿を出す。 いきなり静かないい流れがあったので、手前を確認して奥に毛鉤を落す。 すると「ジャブッ」と飛沫が上がった。 毛鉤は水面直下なのにこの飛沫は大物か。 引きが強くて増々期待は膨らみ、十分に引きを楽しんで引き寄せる。 楽しめたはずである、山女にしては大きい23cmであった。



 この後は小さい山女と思われるものに散々遊ばれるが、岩魚がいそうなところに振り込めば、やっぱり岩魚が出てくる。 山女に外されなるものかと振り込んだ場所では、またもや強い引きである。 正体は山女で、同じ大きさだと山女は強く、岩魚は重い引きに感じる。 流れはいい感じで、岩魚も山女も育てているのである。



 流れは山女というよりは岩魚が好むと思われるが、釣れなかったあたりも含めて考えれば、山女の流れだと思う。 雰囲気の良い、私好みの流れが続き、低い滝にあたる。 倒木が淵にあって振り込み難いが、端っこでは小さな岩魚が出てくる。 この流れはいったいどうなっているのだろうか。 目の前の滝は以前登ったが、今日は登れない。



 出合いまで戻る。 もう少しだけ時間があるので、時間の許す限り下ってみることにする。 後でわかるのだが、山歩きに使用する杖を700m地点に置いてきているのである。 下って下って、やっと三匹の岩魚を見たが、下っている関係上山女は見られなかった。 山女は一度人を見てしまえば、もう出てこないのである。



 もう少し遡ることができれば、いい釣りになりそうな流れではあるが、私にその技術はない。 丹波川本川から入れば、もう少し長い距離を釣られるし、いい釣りになりそうだ。 しかし、山道使用だと時間が無駄で、釣りをする距離が短すぎる。 今度は丹波川から釣り上ってみるか?


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