再び山女に挑む

tenkara1nen

2023年05月13日 18:00

 2023年5月10日 先日山女は難しいと感じたが、本当にそうかと泉水谷で性懲りもなく山女に挑戦した。 ん~、やっぱり難しい。

 一之瀬川の上流で散々山女におちょくられたので、「もう山女は無理か」と考えたものである。 しかし、他の流れなら大丈夫かもしれないと考えて、泉水谷の山女に戦いを挑む計画を立てた。 問題は舗装された林道を4km以上も歩かれるかと云うことである。 今日はいい天気と云うことなので、のんびり行けばいい景色も見られることだろう。

 泉水谷はいつ行っても何時に到着しても必ず車があり、駐車すること自体難しいところである。 幸いにして今日は車は二台しかなく、すんなりと駐車することができ、気持ちよく歩きだすことができた。 天気は上々、カチャカチャ音がすることは気になるが、一時間の辛抱だと、誘惑にも負けず歩いた。 大黒茂出合いである。

 先日あまごを探りに来た時に、結局毛鉤を咥えなかった山女は今日もいるだろうか。 そっと近づくとうろつく山女が見えた。 下流側で対岸に渉り、早速竿を振れば山女がシュッと動いて水面の毛鉤を咥えた。 ドキドキした光景である。 随分抵抗されながら引き寄せれば、何と山女じゃなくてあまごであった。 大黒茂のあまごかね~



 あまごであっても幸先よい釣りに、いそいそと今年初めての流れに立つ。 山女がいそうな流れが次々と現れるので、その度に「いるかな~」と静かに除き、「どこへ落とそうか」と考えてから竿を振る。 またしても姿が見えたので、毛鉤を乾かしてその姿の先に落とす。 きたきた、シュッと浮いてパクっと咥えたので、ピュンと反応すると、いつもの合わせ切れである。



 淵からの浅い流れの水面直下を流れる毛鉤、山女が動いたような気がした瞬間に、山女はくねくねと体をよじる。 シュンと竿を立ててももう遅い。 毛鉤が見えないのがいけないので、毛鉤を浮かせるしかないかもしれない。 しかし、同じ淵の流れで少し粘って山女を引き出す。 やる気のある山女を相手にすれば戦えるのだ!



 石の傍で餌を待っている山女が見えた。 ちょっと後ろと前の枝が気になるが、私の技術をもってすれば大丈夫だ(ふんふん!)。 少し流れが速いので毛鉤を乾かさずそのまま流してみる。 山女の少しだけ横を流れていくので失敗したと思ったところ、しっかり反応して、下流へ追いかけて咥えた。 山女にしては珍しい。 ・・・ もう少し大きな山女よ出てこいっ!



 岩を登って立とうとしたところ、目の前に大物魚影が下流側を見ている。 幸いにして細い倒木が邪魔して、私には気づいていないようである。 「動くなよ~」 竿を立ててフンと振ると後の木に毛鉤が引っ掛かる。 「あぁぁ~」 ちょっと煽ると毛鉤は外れたが、その私の動き、竿の動きを察知したのか、白泡の中へ消えていった。 「岩魚は大物だったのに~」

 見える山女は、私の近付きをすぐに察知してしまい、逃げてしまう。 咥えるところが見えてしまうと、合わせが大袈裟になってしまい、特に少し大きめだと合わせ切れを起こしてしまう。 反応がないので「ここにはいない」と判断したところでずいぶん走られてしまう。 いったい何をしているのか。 山女はたくさんいるのに釣れないなんて!



 外れてしまう山女に未練を残さずどんどん先へ行くが、山女は外れるだけでなかなか姿を拝めない。 流れの曲りにある滝が見えるところでも、チャプッと出たが咥えず、挙げ句どんどん魚影が逃げていく。 余りに外れるし戻りの時間を考えればここまでである。 少し残念ではあるが本日は終了である。



 それにしても、4km以上も林道を歩いてきたのに、山女の姿はたくさんあるのに、私の毛鉤をしっかり咥えてくれる山女が少なすぎる。 泉水谷ならまだ相手をしてくれると思ったが、相手をしてくれてもじっくり姿は見られなかった。 戦いに敗れて思うのは、大きくなった山女じゃないと私にはもう無理と云うことである。 それもまたいつか。



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