私に厳しい虹鱒釣り場
2021年2月11日 そろそろ釣りを思い出さねばならないと、小菅川の冬季虹鱒釣り場へ行ってきた。 惨敗である。
渓流解禁まで一か月を切った。 最近行っていない千曲川に関しては、もう来週の解禁になっている。 禁漁期間中はほとんど竿を振っていないので、そろそろ釣りの練習をしないといけないと思い、小菅川の冬季虹鱒釣り場に行くことにする。 天気は上々、申し分ない天気は、気温も上がるということでとても楽しみである。 釣りの時間としては遅い、9時半過ぎの到着である。
最初は元々の釣り場である上流部に入ってみる。 河原には雪が少し残っており、そのためかどうかわからないが、車は一台しかない。 上流部で二人ならいい釣りになるかと流れを見れば、水があまりに少なくて、虹鱒の影が見えない。 とりあえず竿をもって、工事中の小菅橋辺りまで行ってみたが、虹鱒は1か所しか言えない。 流れが浅すぎるのである。
渡茶ァ橋の上に行ってみると、頭首工下のわずかな広場にたくさん群れていた。 上流部は二か所に虹鱒が溜まっているのである。 頭首工の下で、日に照らされてはっきり見える虹鱒を狙う。 最初の大振りで、大騒ぎしはじめた虹鱒たちは、最も深い所に集まって落ち着く。 一匹ぐらいは不細工な大きな毛鉤食いつくものがいるはずだと、群れの中に毛鉤を誘う。 やっぱり食いついた。
その後は、流れに任せても、誘っても、全く反応を示さない。 そのうち、一匹がちょっと追うようになったが、どうしても最後まで追わない。 その後は、ゆるゆるもラインで、どこに毛鉤があるかわからな流し方をしたが、反応したかどうかも分からないので、いい加減で止める。 見えているのに反応しない!
車が5台になって、虹鱒の見えるところは釣り人が離れないので、下流部に移動する。 こちらは車が8台もあったが、見える虹鱒は格段に多い。 ただ、こちらも浅い場所が多いので、私の短いテンカララインでは岸辺に立たないといけない。 そうすると、虹鱒は一斉に警戒状態に入ってしまい、やっぱり毛鉤には反応しない。 他の釣り人を見ていると、どうも毛鉤が小さいようで、私の逆さ毛鉤サイズではよっぽど間抜けな虹鱒しか食ってこないのである。
空は相変わらずの快晴、とても心地よい暖かさであったが、釣れないうえに風が出てきたことから、釣りを諦めることにした。 釣りを思い出す練習は、管理釣り場でやるしかなさそうである。
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