サカハチチョウは春型
小菅川でサカハチチョウを見つけた。 もしかしたら、今までも見ていたかもしれないが、気付いていないのだ。 素晴らしい! ちょっと前にブログのアイコンを設定しましたが、本位でない方法で、改めてアイコンを作る必要がありそうです。 逆さ毛鉤が「いまいち」に見えます。 まぁ、実際の私の毛鉤に似てはいるのですが・・・
釣りの調子が良くない。 「ん~、なぜだろう」 「もう少し岩魚が出てきてもいいはずなんだがな~」 釣りの不出来を実際とは違う理由にしようと考えながら、たらたら歩いている。 その時、ちらちらと小さな蝶が舞うのが向こう岸に見えた。 シジミより大きいが、よく見るタテハより小さい。 これは・・・と竿を置いて近づく。 見たことがない! 橙色がとても綺麗だ!
調べると「サカハチチョウ」というらしく、翅の白い一文字が「八」を逆さにしたように見えるからだという。 さらに、このサカハチチョウは春型らしく、夏に生まれるものとはまるで模様が違い、他の種類の蝶と間違えるらしい。 そんな話を聞くと、渓流を歩くときには注意して見ようかと思う。 また、人の汗も好き過ぎて捕えやすいらしいので、私にはぴったりかもしれない。 酔って(寄って)来いよ~
短い時間ではあったが、小さくても翅の橙色が鮮やかで、とても綺麗な蝶であった。 それにしても人の汗にも群がるとは、その他には何に興味を持つのか。 汗だけだろうか、藪蚊のように肌の下を流れる血なんかもご馳走だろうか。 次に出合うとすれば夏だろうから、大汗をかく私に近づくことを楽しみにしよう。 そしてサカハチチョウと判別できるか試されるのだ。
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