まったく駄目、小菅川
11月29日 いつものように小菅川でテンカラ仕掛けを振り回した。
今日は午後から雲が出てくるらしい。 なんだか天気予報のお天気おじさんもおねぇさんもは防御し過ぎである。 雨は降らないと云いながらも、所によっては、山沿いは、夕方は、いろんなことを言う。 私が喜び勇んで出掛けられるような、もう少し挑戦的な予報をしてほしいものである。
そんなことをテレビが云っても、私は都合のいいように解釈して出かけると、多摩川上流は晴天である。 今日は時間が遅いので、ひろせ商店で釣り券を買い求め、飲み物も調達して、釣り場に下りて行った。 釣り人は多くても、晴れていると気分はいいものである。
晴れていて、太陽の光も燦々と降り注いでいても、釣り場にその光はない。 最上流にだけ光はあり、その光も徐々になくなっていくのである。 辺りは暖かくならず、到着したときの気温2℃が上がっているとは思えない。 こんな気温では、釣りもままならない。 とにかく寒いのである。
なかなかニジマスは出てこない。 岩魚の姿も数多くあったが反応を示さない。 そこで、一生懸命に岩魚の前で毛鉤を滑らせて、彼の注意を引く戦略を実行していました。 すると、やっと一匹が思いもよらぬ勢いで、ものすごい速さで毛鉤を追いジャンプしました。 岩魚にしては下手過ぎる。 きっと温室育ちに違いない。
虹鱒はポツリポツリと釣れたが、あまりに寒く、薄着の私は耐えられない。 ちょうど正午まで頑張ったが、虹鱒ばかりで、それもごく少なくて、体が温まらないのである。 で、釣れないままに終了とした。 お~ぉ、寒い!
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