雄滝は雪の中(小菅村)

tenkara1nen

2010年01月20日 19:50

 小菅村の白糸の滝は凍結間近だったので、もう少し上流にある雄滝なら凍結しているかもと、期待を込めて覗きに行く。 雄滝へ向かう林道は、通りが少ないのか、除雪されていないのか、降り積もった雪がそのまま残り、車が通ったところはわだちになっていて、タイヤが滑り危ない。 面白いように滑る。(面白くない!)

 雄滝駐車場にも雪が積もり、一台の車もなく、タイヤの後は1本のみ。 雄滝遊歩道近くまで車を進め、なるべく歩かないように考える。 駐車スペースまでは、私のノーマルタイヤでぎりぎりたどり着く。 一面の雪であるにもかかわらず、一台のワンボックスが駐車している。 驚き!

 寒さがしみる林道に降り立ち、深呼吸をすると・・・鼻が凍えて、できない。 林道を少し進むと、動物の足跡らしきものを見つける。 鹿かもう少し小さな動物か? いつか、この動物にも遭ってみたいものだ、などと考えながら遊歩道へ入っていく。

 日の当たる南向き斜面の遊歩道に雪はあまりないが、谷が深くなるととたんに雪の中となる。 雪の中は景色に色がなく、どこを見ても同じように見える。 まだまだ修行が足りないのだ。 小菅川に架かる真新しくなった木橋で、右岸の北向き斜面に渡る。 一段と寒くなる。

 北向き斜面は、一面の銀世界であるが、光がないので景色はイマイチ暗い。 上の写真は、セルフタイマで撮った写真で、ポーズに問題があり失敗している。 片足を一瞬止めて撮影したのが失敗で、自然な歩きになっていない。 残念!

 雄滝までやってくる。 前回来たときに製作中だった見晴台は、きれいに整備され、新しくなっている。 滝には、先着者が二人いて、どちらもでっかいカメラと大きく立派なカメラケースを持っている。 彼らは写真を撮るために来ているので、二人の邪魔をしないように、後から雄滝の全景を撮る。

 雄滝の前まで、できるだけ近づき、滝の状態、凍結の状態を確かめる。 白糸の滝より上流で、滝は東に向いているのに、全く凍結はしていない。 が、ツララは大きなものができている。

 雄滝は上部で二つに別れて落ちてくるので、片方づつ写真に収め、一枚に合成してみる。 う~ん、何の意味もなかった。

 雄滝から帰る林道は、下り坂の上、雪が積っているので、ゆっくりのんびり進まないと危ない。 アンチロックブレーキ機能が効果を発揮し、無事下りきる。


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