初詣は武蔵御嶽神社
2025年1月6日 今年の山歩きと釣り、ついでに我が家の安全、家族の健康を記念する初詣は武蔵御岳神社にした。 雨が気になって速足だったので、最後は足が攣りそうであった。
正月の酒が効いて体調がなかなか戻らないし、外は寒いので山の初詣はなかなか行かれない。 しかし、そんなことを言っていると正月が終わってしまうので、天候は崩れるかもしれないが、行ってみることにする。
今季四度目の養沢で、今季三度目の柿平園地にフィットを停め、今季二度目の登山道を途中まで辿る。 前回は、金比羅尾根に乗るまでに紅葉が残っており、疲れを癒してくれたものだが、今はそれもなくただ登るだけ。
天気は良くないが、このくらいの方が写真はいいかもしれないと思ったりするが、そう上手くはいかない。 やっぱり自撮りには、白飛びが多いのである。 平井川の水干の上を回っていると、麻生山頂が尖がっているように見える。
日の出山がもうすぐというところは丸太の階段になる。 一段一段が低く奥行きもないので、二段おきに登りたくなるところを我慢して、ゆっくり一段づつ登る。 なるべく余計な力を使いたくないのである。 でも疲れる。
日の出山の山頂に立つと、雲が多くあまり景色が良くないが、東には遠く光が見えているし、西には奥多摩の山々が見えている。 なかなかいい景色であるが、惜しむらくは青空が薄く少ないことである。 今日は初詣なので、落ち込んでいる場合じゃない!
だいぶん急いできたので疲れてはいたが、天候も体調もあまり良くないので、とっとといかねばと日の出山を下る。 路がいいのは御嶽神社の表参道だからか、なんて思っていると所々石が邪魔だったりする。
鳥居で一礼したものの神社はまだ先である。 御師の村が近づけば、畑が見えたり墓所があったり、そのうち路は舗装になり、宿坊が見えてくる。 休めると思った仲見世は、準備中だし、自動販売機では燃料補給はできない。 神社へ向かう。
ずっと続く階段では、ある会社の社員御一行様と一緒になる。 その最後を歩く「まだー」と聞く女性に「まだ十分の一だな」なんて言っていることに衝撃を受ける。 実際は一登りで目的の武蔵御嶽神社拝殿である。
団体やお詣りの人がいなくなるのを待って念入りにお詣りし、フィットのお守りなどを購入したりして時間を過ごす。 奥の院を遠めに拝んで、ここでも参拝者が少なくなるのを待って、三角点探したり、狛犬の狼度を確認したりする。
あとは下りである。 本殿から長尾平への近道は封鎖、長尾平の売店は開いていないので、ここから七代の滝に真っ直ぐ下りる。 無造作にも見える伐木伐採、倒木がある急坂を下り、大きな岩を通過する辺りから、足がふらつき始める。
そのまま下ろうかとも思ったが、七代の滝はすぐ傍なので立ち寄る。 誰もいない岩場にかもまれた滝は、水量はなくとも恐さを感じる。 すぐに戻って「危険」と書かれた路を拝みながら進む。 危険な場所はいくつかあるが、すぐに林道に下り立つ。
林道に下り立った瞬間に雨が気になってくる。 バッグが気になってはいたが、今日は合羽を持っていないので、急ぎ足で下っていく。 そして、柿平園地近くなると、雨は止んでいる。 天候はあまり良くなかったが、参拝者が少なくて楽しい初詣でもあった。
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