春一番の街の蝶
我が街の狭山丘陵をを歩いていて、二種類の蝶を見た。 私にとってはこの春春一番と言っていい蝶である。 見たのはキタテハとテングチョウなのだが、どちらも同じくらいの大きさに見えて、飛んでいるときには判別が難しかった。 そして、いつも山で見るテングチョウが街(里山)で見られたので楽しかった。
<テングチョウ>
毎年テングチョウは釣りで見かけ、山ではだいたい最初に見る。 過去に一度くらいは狭山丘陵で見たことがあるだろうが、全く覚えていないので、見ていないのと一緒である。 それで、いつも山で見ると思っていたのである。
テングチョウの天狗の鼻のように見える頭は、今回は伸びているようには感じなかった。 羽の模様は山で見るものと同じなのに、頭(鼻)が突き出ていないのが違っている(と感じる)。 これは同じテングチョウなのか。
<キタテハ>
キタテハはよく見る蝶で、こちらは山で見るよりも街で見る方が多いと感じている。 実は先日奥多摩湖で見たが、ヒオドシチョウとの区別が難しかった。 今回はヒオドシチョウがいないだろう所で見たのでキタテハに決めた。
春先山で見るのはテングチョウとヒオドシチョウである。 これが街の丘陵では、テングチョウとキタテハとなるのである。 まぁ、キチョウやモンシロチョウはすでに舞っているので、すでに春になったことは間違いない。
このキタテハであるが、2mくらいの近さからの写真を見ていると、翅の黒点の中に白い点があることに気が付いた。 これはカメラの問題か、たまたま鱗粉が剥げたか、はたまた突然変異か。 それともこれが標準か!
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