ボケたマユタテアカネ
昭和記念公園をぶらぶらしながらコノシメトンボを追ったあとは、マユタテアカネを追う。 これもまた別の名前かもしれないと思いつつ、マユタテアカネとする。 トンボは捕まえないと分からないものばかりである。 10月30日のことである。
コノシメトンボを追った池には、翅が透明なアカネの番が二三飛んでいるし、とても小さなアカネや、縁紋が赤いアカネもいる。 その中で番いがすぐ近くに来たので、少しだけ時間を使った。 マユタテアカネの番いで、池の岸辺で産卵しているのである。 近いし、ゆっくり移動しているので観察には絶好である。
3~4mの場所にいるので、散々写真を撮った。 晴天なので、絶対はっきり写ると思っていたが、帰宅後確認すると、全部ボケており焦点が合っていない。 焦点は底石にあり、肝心のマユタテアカネに合っている写真が一枚もなかった。 しかも、相当場ボケで、ほとんどがトンボだと分からないくらいである。
自動焦点は時々しか機能しないが、機能したときもエラーを起こしているかもしれない。 近かったので絶好の機会だったはずなのに。こうも焦点が合わない理由が分からない。 これが腕というものか? やっぱり手動で合わせるしかないのだろうか、それとも新しいカメラにすべきなのだろうか、考えてしまう。
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