猿も春を感じて
猿の群れが辺りに見えないが、二匹は何故群れから離れているのだろうか。 4月20日の林道小菅線である。
上高地の猿は冬場に渓流魚を捕まえて食べるという。 そんな場面を私も見たいところだが、そんな厳しい環境には行かれないので、生涯見ることはできないだろう。 せいぜい道に出てくる猿を見るだけである。 先日国道で猿の群れを見て、今日は林道で猿に出合ったのだ。 今回は群れではなく二匹しか見えなかった。 辺りに気配、物音はなく、下りて林道を歩いても見当たらない。
一頭は先に逃げたが、残った一頭を見るためにフィットから降りる。 最初見失ったかと思ったが、谷の斜面にうずくまるような猿を見つけた。 もう一頭も近くにいるはずだと探したが、見つからない。 林道を歩き回っているうちに、見えていた猿が斜面を勢いよくトラバースし、石がガランガランと落ちていく。 とうとう猿を追うことができなくなった。
猿は二頭で何をしていたのか。 新しい群れを、家族を作ろうとしていたのか。 そろそろ子どもができる季節でもあるので、きっとそうに違いないと考えたい。 決して群れが近くにいたとは思いたくないのだ。 猿も春、恋の季節を感じているのだ。
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